金ヶ崎温泉・駒子の湯(岩手県) 
かねがさきおんせん・こまこのゆ

DATA
所在地岩手県胆沢郡金ヶ崎町西根和光
源泉名新寿の湯
入浴 2017年8月
泉質 ナトリウム−塩化物泉(低張性中性高温泉)
泉温 源泉59.2度
湧出量毎分43.5リットル
PH 7.2
蒸発残留物7.019g/kg
ラドン含有量11.0×10-10キュリーラドン/kg(3.03マッへ)
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など
露天風呂なし
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆☆☆
地元度☆☆☆
穴場度
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆

岩手県金ケ崎町周辺には素朴なのに個性的で魅力的な温泉が点在しています。あまり全国的な知名度もなさそうですが、それぞれ特色のある泉質で、小ぢんまりとした雰囲気ながらも、個人的にとても気に入っている地帯です。今回は「駒子の湯」に行って来ました。「駒子の湯」というと越後湯沢温泉を思い浮かぶのですが、こちらはどんな謂れがあるのでしょう。
駒ケ岳の東麓にあるので、それが名前の由来なのでしょうか。牧草地の広がる牧歌的な雰囲気の中、大きなドームの隣に温泉施設がありました。最初、看板のところを曲がっていくとちょっと様子が変だなぁと思ったら、そこは介護予備施設という福祉施設でした。温泉施設はその下段にあります。
さらに下段にあるドームは和光ドームといって、全天候型の屋内スポーツ施設で、ゲートボールやテニス、フットサルなど、いろんなスポーツイベントに利用できるそうです。このときも何やらスポーツに励む若者の声が響いていました。さて、温泉施設ですが、とても大きくて近代的な雰囲気のある建物です。館内に入り下足箱を抜けるとフロントがあり、浴場はその正面にありました。
他に奥には食事処もあるようです。脱衣所は簡易的な鍵のかかる木造ロッカーと、棚にカゴの用意されたシンプルなスタイルです。外観の印象でとても大きな施設に見えたのですが、思ったいたよりも小ぢんまりとした施設のようです。浴室は天井が高く、けっこうゆったりとした感じがありました。手前左側には洗い場が並び、右側にはサウナと水風呂、そして正面には横幅いっぱいにまで広がる大きな湯舟があります。
脱衣場が小さいわりには浴室は余裕があっていい雰囲気です。正面は大きなガラス窓ですが、スリッド状に曇りガラスになっていて外の景色はよく見えません。ちょっと覗くと、牧草地というか牧歌的な雰囲気の広がる野原が見渡せましたが、特別に景色がいいわけでもありませんでした。湯舟の湯はほとんど透明ですが、僅かにビールを薄くしたような黄色い湯のように見えます。
しっかりとした金気臭とほんのりと牧草のようなモール臭がします。この香りは柔らかくてとても落ち着く気持ちになれるので、けっこう好きです。浸かるとさっぱりとはしながらもガツンとくるような重みのある湯です。マロヤカな塩味もついていて、見た目以上に積極的に攻めてくるとても個性的な湯のようです。ちょっと熱めの湯なので、すぐに汗が噴き出てきます。
汗をたっぷりと流しながら気持ちよく利用できました。ちなみに湯は完全な掛け流しだそうで、消毒も行っていないそうです。大量に注がれ、湯舟から溢れ出る湯がもったいないくらいで、とても贅沢な印象の湯でした。湯舟の周辺も赤茶色に変色をしていたりと、その濃厚さもアピールしていて、つくづく魅力的な温泉だなぁと感じました。





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