やさと温泉・ゆりの郷(茨城県) 
やさとおんせん・ゆりのさと

DATA
所在地茨城県石岡市小幡
入浴 2017年6月
泉質 単純温泉
泉温 源泉25.6度
湧出量毎分57リットル
PH 6.8
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆☆☆☆
人気度☆☆☆☆
景色 ☆☆☆☆
総合評価☆☆☆

やさと温泉ゆりの郷は、筑波山の東麓、高台にある日帰り温泉施設です。ここは温泉だけではなく農産物の直売所や食事処も併設している大型の施設です。この辺りにはこういった感じの日帰り温泉施設が少なく、とても貴重な存在のようです。でも人気の理由はそれだけでなく、景色のいいロケーションに加え、美味しい料理や施設の充実も定評があるそうです。
駐車場が広いので、それだけのニーズがあるのだろうし、またクチコミの評価も高く、週末などは混雑するだろうなぁと思ったので、あえて平日に訪れてみました。ところが平日でも駐車場はほぼ埋まるぐらいの盛況振りです。これにはそれなりの理由があるのでしょう、確かめるべく入ってみました。館内に入ると脇に下足箱があり、そして広いロビーがあります。とてもゆったりとしたロビーで、その右奥には休憩室、正面奥には食事処、そして右側にはフロントがありました。
予想以上の充実ぶりです。受付をして浴場を目指しますが、左手の個室休憩室の廊下の先に脱衣所の入口がありました。浴室は右側が「万葉の湯」、左側が「真秀の湯」とありますが、館内見取り図を見るかぎり、左右対称で広さはあまり変わらなそうです。多少、内装が違う感じでしょうか。今回は万葉の湯を利用することになりました。脱衣所はロッカーがずらりと並んでいて、混雑してもゆとりのある感じです。
浴室に入ると正面にバブルバスの付いた主浴槽があり、その手前側に洗い場のスペースがありました。また、脇にはサウナと水風呂もありました。湯は無色透明のとても綺麗で透き通った湯です。軽くツルッとした滑らかさのある湯ですが、比較的印象の大人しい湯です。内湯はガラス張りでとても明るい印象を受けました。そのすぐ外側には露天風呂があります。露天に出るとこちらは内湯よりも広々とした空間があります。
広い空間の半分ほどが湯舟で、もう半分はコンクリートの石畳が広がる感じです。また、高台に位置していることもあり、壁が低いので周囲の景色がよく見え、とても開放的な感じです。自然の山々を眺めながらの入浴はとても気持ちがよく、またちょうどいい感じの風が吹きぬけるので、ことさら気分が落ち着きます。湯舟は四角く囲われたコンクリートと小石を組み合わせたような形のものが、上下に2段あります。
上のオーバーフローがそのまま下の湯舟に流れ込んでいる感じで、下の湯舟の方が若干ぬる目って感じですかね。下段の湯舟の隅には1人分の寝湯もついていました。それにしてもこのシンプルな荒々しさと、直線的な湯舟の重なりが、古代遺跡を彷彿させるような、そんな重厚感のある露天でした。このときは梅雨時でしたが、晴れ間の広がる天気のいい日で、すごく気持ちが良かったです。
ただ、全体的にシンプルで大人しい感じのところなのに、ちょっと料金も高め、コストパフォーマンスはあまり良くないように感じます。それでも沢山の客が次から次へとやってくるのは、この開放的な雰囲気が気に入られているのかもしれません。最後に内湯で軽く浸かったあとに上がろうかと思い内湯に戻ると、先ほどまでサウナの水風呂だと思っていた小さな湯舟が源泉浴槽だと書かれていることに気が付きました。
さっそく入ってみると、確かに水風呂にしては微妙にぬる目です。25.6度の源泉がそのまま注がれているそうで、わりと大量に湯舟からも溢れ出ています。掛け流しってやつでしょうか、内湯の奥の隅にあり閉塞感のある湯舟ですが、気持ちよく利用できました。ちなみに源泉の方がツルッとした浴感は強く感じます。それにしてもどう見てもサウナの水風呂ですが、「水風呂ではありません」と書かれているのが、とても違和感のある自己主張のように思えて滑稽でした。





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