白岩温泉・希望園(静岡県) 
しらいわおんせん・きぼうえん

DATA
所在地静岡県伊豆市上白岩
源泉名希望の湯 白岩10号
入浴 2017年5月
泉質 アルカリ性単純温泉
泉温 源泉46.7度
湧出量毎分243リットル
PH 9.1
成分総計0.214g/kg
形態 日帰り入浴施設 男女別
露天風呂なし
開放度☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆
穴場度☆☆☆☆
秘湯度☆☆☆
素朴度☆☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆☆

伊豆箱根鉄道駿豆線修善寺駅からクルマで15分ほど、大見川沿いの県道から外れて細い山道を登っていくと、希望園という温泉施設があります。けっこう急で細い道を登るので、本当にこの先に温泉施設なんかあるのか不安になるようなところにあります。しかし、山道を登ってしばらくするとカラフルな文字で希望園と書かれた看板のある駐車場が見えてきます。しかし、駐車場はあるものの、どこにも温泉らしき雰囲気はありません。
道の反対側の小道の先にあるのでしょうか。日帰り温泉と聞いていたのですが、ネーミングといい、老人ホームでもあるかのような雰囲気です。とりあえずクルマを停めてそこから目の前の坂道を上がっていくことにします。するとすぐそこの建物の入口に「入浴料」の文字を発見し、ようやく温泉施設だということがわかりひと安心です。そこから扉を開けて中に入りますが、どうも勝手がわかりません。
センサーに反応してかチャイムが鳴りまくりますが、人の気配がないのです。そのまま廊下を奥へと進むと食堂らしきスペースがあり、ようやくここで管理人らしき人に出会いました。どうやらここが受付のようです。さっそく入浴料を払いますが、いったい浴場はどこにあるのでしょう。キョロキョロと周りをうかがっていると、そこを出て上にあると説明されました。一旦、食堂前の玄関からこの建物を出て、坂道を登るとすぐにある建物が浴舎のようでした。
石レンガ調の素朴ながらも洒落た雰囲気の建物です。男女別に入口があり、中に入るとすぐ脱衣所です。脱衣棚は12箇所ほどあり、がらんと広い脱衣場です。病院の待合室にありそうなベンチ椅子があり、新しくもないけど古びてもいない、飾り気のない洗面台が二つ並び、扇風機と体重計、質素だけとモダンなような、よくわからない雰囲気です。それにしても静かです。いや静かすぎます。もちろん、誰もいないので貸切状態です。
浴室もそこそこの広さがあります。手前角に湯舟がひとつ、壁には洗い場が3カ所しかありませんが、シンプルな分だけ広く感じます。湯は壁から突き出た木箱のような樋からトロトロと注がれ、そのまま床へと溢れています。湯舟には吸い込み口のようなものは見当たらず、完全な掛け流し状態なのでしょう。きれいな無色透明の湯で、気になる臭いや味覚はありません。飲泉できるのかわかりませんが、ゴクゴクと飲めてしまうような癖のない湯です。
少しぬるめというか、丁度いい具合の温度で、まったりと浸かることができます。ザザーッと、そしてチョロチョロと、ただ湯の流れる音だけが響きわたり、外からはたまに鳥の囀りが聞こえるだけです。肌が少しつるっとするのかな、柔らかな感触も気持ちいいです。床に使われている石は礫岩でしょうか、素足に吸い付くようなサラサラとした歩き心地で、見た目にも雰囲気がいいです。
すごく心が和み、全身の余計な力が抜けていくような、うっとりとした気分になり、とても気に入りました。ちなみに、ここは不定休のようです。実は以前にも何度かここには来たのですが、その度に休みでした。今回もたまたま近くを通ったので、ダメ元で立ち寄ったのでした。営業日のカレンダーが貼ってありましたが、かなり休みが多いみたいです。訪れる際には事前に問い合わせた方がいいかもしれませんね。また、機会があれば是非とも訪れてみたいお気に入りの温泉です。





Copyright(C)2018 Tetsusei 温泉天國 -Onsen Paradise- All Right Reserved.