今江温泉・元湯(石川県) 
いまえおんせん・もとゆ

DATA
所在地石川県小松市今江町
源泉名今江温泉1号
入浴 2017年5月
泉質 ナトリウム−塩化物泉
泉温 源泉44.5度
湧出量毎分392.1リットル
掘削深度630メートル
PH 7.7
形態 公衆浴場 男女別
効能 慢性胃腸病、慢性便秘など
露天風呂なし
開放度☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆
地元度☆☆☆☆☆
鄙び度
レトロ度☆☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆

小松市今江町、住宅街の中にある温泉銭湯が今江温泉元湯です。住宅街のど真ん中って感じですが、近くには今江城跡なんかがあり、昔から城下町として栄えてきたところなのでしょうか。国道からも少し離れ、ひっそりとした静かな町並みの中にさりげなくあるという感じです。特に大きな施設というわけでもなく、昔からある地域の方々の銭湯といった印象の建物でした。脇には駐車場があり、そこそこの台数が停められるので、観光ついでに立ち寄ってきました。
駐車場に近い側に玄関があるのですが、こちらではなく左側の浴場入口から入るようになっていました。最初はちょっと戸惑うかもしれません。扉を入ると右が女湯、左が男湯にわかれます。脱衣場にあがると男女の間に番台があります。これぞ昔ながらの銭湯というレトロなスタイルです。簡易的な鍵のかかる木造ロッカーは、新調したのかわりと新しい感じがありますが、レトロなムードを壊したりはしていません。
脱衣場内の鏡や備品などに地元の商店の名前が入っているのが、ローカル感がありとても郷愁を感じます。こういうノスタルジックな雰囲気を感じると、銭湯っていいなぁって思いますね。また、壁にかけられているいくつかの看板も古めかしくて味が出ています。ガラス戸をあけると浴場です。けっして広くはありませんが、狭くもありません。洗い場は上部に固定シャワー付き、湯と水のカラン、こちらもレトロな雰囲気がいいです。
男女を仕切る壁際に湯舟があり、浴室の手前にはサウナもあります。水風呂も用意されているのですが、こちらは家庭用の小さく白いバスタブが浴室の隅に無理やり置かれています。バスタブは出入口の戸に重なるように少し飛び出ていて、一番手前のカランから長く伸びた蛇口から冷たい水が満たされています。いかにも後付けっぽい適当さが、妙にしっくりときています。
湯舟の方はそれほど大きくはありませんが、それでも2つに区切られていて、右側はバブルバス、左側は源泉と書かれた湯口から無色透明の綺麗な湯が注がれています。それから浴室の一番奥にももうひとつ湯舟があります。こちらは横に細長い小さな湯舟で、鉄黒色をした電気板が脇に取り付けてある電気風呂となっていました。その傍らには石灯籠と岩を荒々しく積み上げた石垣があり、無機質な浴室にインパクトを与えてました。
小さな浴室ながらも天井は高く、ガラス窓から外光が射し込み、とても明るい雰囲気が気持ちいいです。さっそく源泉の湯舟に浸かってみますが、これがけっこう熱いです。しびれるほどとまでは言わないまでも、お笑い番組で若手芸人が騒ぐぐらい熱かったです。でも、熱いながらも軽くツルッとする滑らかな湯で、思ったほど刺激の少なく入りやすかったです。飲泉もできるようで注ぎ口の横にはコップも用意されています。
飲んでみるととてもマロヤカな塩味を感じます。しつこくないしょっぱさと、余計な雑味がないのでわりと美味しい部類かもしれません。それにしても熱いので汗が出始めるとなかなか止まりません。非常によくあたたまる湯のようです。小さな浴場ですが、それなりにお客さんは多いようで、それなりに繁盛しているなと感じました。地域に根ざしたいい温泉です。





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