竹倉温泉・みなくち荘(静岡県) 
たけくらおんせん・みなくちそう

DATA
所在地静岡県三島市竹倉
源泉名水口荘1号
入浴 2017年3月
泉質 温泉法の温泉に該当する(中性低張性冷鉱泉)
泉温 源泉14.1度
湧出量毎分35リットル
PH 7.1
蒸発残留物187mg/kg
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂なし
開放度☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆
穴場度☆☆☆
鄙び度☆☆☆
秘湯度☆☆☆
異色度☆☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

三島市の住宅地のはずれ、田園地帯に望む静かな住宅地に竹倉温泉はあります。とても素朴で小さな温泉地ですが、そこに日帰りで入浴を楽しめる温泉施設があります。もともとは旅館だったという「みなくち荘」がそうです。県道から脇道に入ってすぐのところにあり、黄色い看板がレトロながらも目立っていました。見た目にはやはり小さな旅館といった感じでしょうか、静けさが漂いますが、訪れる入浴客は多いようです。
建物の手前に数台の駐車スペースがありますが、そんなに台数が停められるわけではないので、規模としてはかなり小さなところでしょう。玄関を入るとすぐにご主人が出てきました。旅館のお風呂を借りるような感じで受付をして、館内へと入ります。浴室は館内入って右奥の方にありました。手前側が女湯で奥が男湯となっています。実に質素なスタイルで、郷愁ただようレトロな昭和の雰囲気です。
脱衣場はわりと狭く、手前側に洗面台が2基、そして棚にカゴというシンプルなもの。手狭なので数人が着替えると混雑した印象になるでしょう。ちょっとガタついて動きの悪いサッシ戸を開けると浴室です。こちらも小ぢんまりとした小さなもので、入ると同時にムッとした熱気を感じます。浴室は内湯のみで、手前側右側に洗い場が2基、正面に湯舟とガラス窓。
換気はあまりよくないので、むしむしとした感じですが息苦しいわけではありません。ここで目を引くのがやはり温泉の湯舟です。赤茶色というかオレンジ色をした濃厚な湯がとてもインパクトがあります。透明度は5センチにも満たないような相当濃い温泉です。浴室内は丸いコイン状のタイルが床にも壁にも敷き詰められていて、やはり昭和の匂いを感じます。
温泉の成分によるものなのか、床も湯舟も茶褐色というか焦げ茶色っぽく色づいているので、とてもシックで落ち着いた印象もありました。さっそく体を流して湯舟に入りますが、意外とあっさりとサラリとした軽い感触の湯です。もっとドッシリとした湯かと思っていたのですが、体には負担が少なそうな湯です。また温度も微妙にぬる目でちょうどいい温度です。
休憩利用しない場合は1時間の制限付きの入浴ですが、これはついつい長湯になってしまいそうな予感の湯です。じんわりと温まりながら染みていくような感覚がたまりません。鉄分の多い温泉だと塩辛い湯であることも多いですが、ここは単純に金属的というか泥臭いような、マイルドな湯です。なのでまた余計にゆっくりと入りたくなってしまいます。浴室の前面はガラス窓になっていて、外の景色もよく見えます。
女湯はそんなことないでしょうが、男湯はここから景色が見えるということは外からも丸見えなのでしょうか。大らかさも感じられます。外の景色は単なる田園風景が広がる田舎景色です。すごく素朴で落ち着いた気持ちにさせてくれます。あっという間に時間が流れ、1時間がほんの数分に感じられるくらい無心になれる温泉でした。時間が許すのであれば、のんびりと球形利用で訪れたい、ローカルな温泉施設でした。





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