熊の川温泉・元湯熊ノ川浴場(佐賀県) 
くまのかわおんせん・もとゆくまのかわよくじょう

DATA
所在地佐賀県佐賀市富士町上熊川
源泉名熊ノ川荘源泉
入浴 2016年8月
泉質 アルカリ性単純放射能温泉
泉温 源泉30.8度
PH 9.29
成分総量148mg/kg
形態 公衆浴場 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂なし
開放度
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆☆
異色度☆☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆

熊の川温泉は、佐賀県の北部、山間の町、佐賀市富士町に湧く、ひっそりとした静かな雰囲気の温泉地です。閑静とした温泉地ですが、温泉の歴史はとても古く、弘法大師が弘仁12年(821)にこの地を訪れた際、鳥の水浴びを見て発見したと伝えられているそうです。その温泉街の一角に公衆浴場の熊ノ川浴場があります。ここは以前にも何度か訪れてはいるものの、毎回定休日などに当ってしまって利用したことがありませんでしたが、今回ようやく念願叶っての入浴となりました。
駐車場は少し離れた通りに近い側にあります。そこから歩いて100メートルほど進んだところに温泉施設があります。かなり狭い路地なので、クルマの往来に注意しながら先に進みます。わりと小さな浴場ですが、次から次へと入浴客がやってきます。平日の昼間ということもあり、ほとんど高齢の方でした。さて、入浴料を払おうと自動券売機を見つけますが、料金のボタンにはいくつか種類があります。
通常は700円でしたが、午後3時を過ぎると500円、さらに5時を過ぎると300円になるそうです。ということは夕方以降の方が客が少ないということでしょうか、それとも逆で安くなる時間が多いのでしょうか。今回は3時過ぎに訪れたのですが、けっこう賑わっているように感じました。ではさっそく受付を済ませて浴室に向かいます。小さな浴場の割りには湯舟が3つほどあります。
1つは小さいですが、あとの二つはそこそこの大きさです。窓が大きいこともあって、とても明るい共同湯です。浴室に入ると足元が水浸しです。というのも、湯舟から大量に溢れ出た湯が床を流れていて、一面川のようになっているのです。これはなかなか豪快ですね。さっそく湯舟に浸かろうと思いますが、一番小さい湯舟はけっこうぬるい湯です。古湯温泉はぬるい湯が自慢の温泉ですが、なるほどこれはぬるいです。
ところが、その隣にある湯舟の湯はもっとぬるいです。無色透明の綺麗な湯ですが、けっこうツルッとした浴感もあって、そこにこのぬるさですから、じっくりと湯に浸からなければなりませんね。みんな思い思いのポジションで、どっぷりと湯に浸かっていました。さて気になるのは一番奥にある湯舟。こちらはさらにさらにぬるいのです。水ほど冷たくはありませんが、水よりマシという程度のぬるさです。
最初は冷たいと思うかもしれませんが、慣れてくればプールよりは温かいです。ちなみにここの湯は皮膚にいいということで、アトピーの人とかもよく訪れるそうです。キメ細かな湯で、肌にしみこむ感じもいいですね。結局、1時間以上湯に浸かっていましたが、ちっともふやけることもなくまだまだ物足りないくらいでした。次の予定もあったので切り上げましたが、ずっと入っていたくなる、そんな温泉でした。





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