基山ラジウム温泉(佐賀県) 
きやまらじうむおんせん

DATA
所在地佐賀県三養基郡基山町小倉
入浴 2016年6月
泉質 放射能泉
泉温 源泉16.8度
湧出量毎分12リットル
PH 6.5
蒸発残留物203.2mg/kg
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 慢性関節リウマチス・慢性筋肉リウマチス、神経炎、通風など
露天風呂なし
開放度
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆
地元度☆☆☆☆☆
穴場度☆☆☆☆
異色度☆☆
景色 
総合評価☆☆☆

鹿児島本線基山駅から徒歩で7〜8分、閑静な住宅地の中にポツンとさりげなく基山ラジウム温泉があります。駅から徒歩圏で行ける温泉を探していて、地図上で見つけた温泉です。街中の銭湯のようなものなのか、はたまた健康ランドみたいなものなのか、大した情報も手に入れぬままプラリと立ち寄ってみました。近づいていくと住宅地の中にそれらしき看板が見えてきます。
しかしながら温泉があるような雰囲気はありません。あまりにも静かなので廃業してしまったのかと思ったほどです。よく見ると古ぼけた建物の奥に綺麗な入口があります。食事処が奧にあるようですが、はたしてここが温泉の入口なのだろうか、不安になりながらも中に入ってみると、アラームが鳴って奧から人が出てきました。
入浴料金が書かれた案内があったので、入浴施設があるのは確かなようですが、なんだか民家のような、いや地方の公民館のような怪しげな雰囲気がありました。しかしながら入浴を請うとごく普通に対応してくれます。料金は1日料金と1時間料金があるようです。とりあえず1時間コースで入浴してみます。浴室は左手奥の方、先ほど外観から「古ぼけた建物」と称したものが浴室だったようです。
それにしても静かです。平日の真昼間だったこともあるのでしょうが、他に人の気配がありません。手前に女湯、そして奧に男湯があります。最初、勝手がわからず扉の開いていた手前に入ったのは女湯でした。利用者が誰もいなくて良かったです。奧の男湯に向かうと、脱衣場には1人分の衣服がありました。無人だと思っていた浴室に、先客がいたようです。初老の方で、鼻歌でご機嫌でした。
脱衣場はカゴが並び、少し古ぼけた雰囲気があり、怪しさが増していきます。壁にはこの温泉の由来が書かれています。読んでみると、弘法大師の霊示を受けて掘った井戸から霊泉が湧いたとのこと。なかなか霊験あらたかな湯のようです。浴室は意外と小ぢんまりとしていて、赤茶色のタイル床の両脇に大小2つの浴槽がありました。大きい方は沸かし湯になっていて、小さい方は源泉の水風呂になっているようです。
また、正面にお坊さんも立っています。おそらく弘法大師様でしょう。浴室内には観葉植物があったり大きな岩があったり、またステンドグラス風の窓もあったりと、それなりに飾られていて、古くささは否めないがどちらかというとゴージャスな方です。また、窓ガラスが大きいので明るくて、広さの割りにはゆったりとした雰囲気がありました。さて、気になる湯ですが、無色透明の癖のない湯です。
わりとぬるめに設定されているようで、長湯にはちょうどいい感じです。癖はないといっても、とってもサラサラとした浴感があり、確かに普通の湯とは違うような気がします。お湯はトロトロと注がれていますが、加熱循環しているようで溢れる気配はまったくありません。また、ボイラーが傷むので湯を汲み出しすぎるなと注意も書かれていました。ぬるめの湯とはいえ、しばらく浸かっていると汗が出てきます。
すると水風呂に体を沈めます。こちらも冷たすぎず気持ちがいいです。なるほどこれならじっくりと1日過ごしたくなってしまいますね。1時間コースもあっという間に制限時間となってしまいました。ラジウムを含む湯ということで、様々な薬効が期待できそうです。浴後は奧にある食事処も気になったのですが、営業中とは書かれていても、他に客はいなそうだったので怖くて近寄れませんでした。こちらは綺麗そうなので、湯上りに寛ぐにはいいのかもしれませんね。





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