波佐見温泉・はさみ温泉「湯治楼」(長崎県) 
はさみおんせん・はさみおんせん「ゆうじろう」

DATA
所在地長崎県東彼杵郡波佐見町長野郷
源泉名(A)波佐見センター志折泉源、(B)新泉源
入浴 2016年6月
泉質 ナトリウム-炭酸水素塩泉
泉温 (A)源泉22.0度、(B)源泉37.6度
湧出量(A)毎分87リットル、(B)毎分255リットル
PH (A)8.4、(B)7.7
蒸発残留物(A)1.652g/kg、(B)2.402g/kg
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 きりきず、やけど、慢性皮膚病など
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆☆☆☆
人気度☆☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

長崎県東彼杵郡波佐見町は焼き物の里として知られています。有田焼や伊万里焼など九州には有名な焼き物の産地があり、それらに比べると地味な印象がありますが、日用食器の全国シェアー12%を占めている身近な存在なのだそうです。その波佐見町ですが、実は古い温泉もあるのです。弘法大師が発見したという伝説の残る波佐見温泉です。歴史があるわりには地味な温泉地で、田舎町にポツンと温泉施設があるというとても素朴なところです。
以前は焼き物の壺からお湯が湧く共同浴場があったのですが、老朽化に伴い閉鎖され、そこに新しく建ったのが「湯治楼」です。実は数年前に訪れたことがあるのですが、ちょうど閉鎖して再開するまでの中間だったようで、温泉施設どころか更地になっていて入れなかったことがありました。今回は再開して営業中、しかも人気があって賑わっているとのことだったので、さっそく訪れてみました。
訪れてみるとそこにはモダン民芸調の木造の建物がありました。しかも、周囲は木々に囲まれ、ちょっとした隠れ家的な雰囲気も醸し出しています。また、手前には窯焼きのピザも楽しめる地元の食材にこだわったレストランも隣接されていました。凄く洒落た雰囲気があり、なるほど人気があってもおかしくない印象を受けました。
それでいて幹線道路からも少し離れているので、周囲には川が流れ山々が眺められ、田園地帯ののんびりとした空気が漂い、とても静かなところです。館内に入るとロビー前には地元の特産品などに混じってカップラーメンなどの食品が並び、綺麗なんだけど雑多な雰囲気があります。そして奧には広間の休憩室とテーブルの休憩エリアがあります。わりと小ぢんまりとした感じです。
浴室は別棟になっているようで、脇の出入口から渡り廊下のような回廊を抜けて向かいます。また空間の印象が変わって、面白い試みですね。脱衣所はコイン返却式のロッカーが並びます。しかしとても綺麗で明るいのに、微妙に仮設のような印象を受けました。木材をふんだんに利用したのが返ってそう感じるのか、どうなんでしょう。浴室は右手にボディソープ、リンスインシャンプーの用意された洗い場、左手には大小2つの湯舟とサウナ、水風呂があります。
大きい浴槽はほんの少し白濁しています。入るとツルツルと肌をすべるような滑らかさを感じる湯です。これはなかなかインパクトの強い湯ですね。そういえば床もヌルヌルとした感じがあり、滑りやすくなっています。温泉による成分のせいですね。気をつけて歩きましょう。それから小さい方の湯舟は高濃度炭酸泉となっています。昨今どこでも人気があるようですね。
もともとこの源泉には70mgの炭酸が含まれているのだそうですが、さらに人工的に炭酸を加えているのだそうです。思ったほどぬる過ぎず、ちょうどいい湯加減でした。実はサウナの水風呂も源泉だそうです。水風呂の源泉は古くから使われている源泉で、大きい浴槽のは新しい源泉なのだそうです。2つの源泉を味わえるなんて嬉しいですね。水風呂の源泉は少し白濁していて冷たすぎずちょうどいいです。
2名でいっぱいくらいの小さな湯舟ですが、その分だけ新鮮な源泉を味わうことができました。外にある露天風呂は大きな岩風呂になっています。塀の先には川が流れ、のどかな景色を楽しむこともできます。湯舟に浸かってしまうと景色は見えませんが、火照ったからだを冷ます際にゆっくりと景色を楽しめます。それにしても休日ということもあってか、入浴客が次から次へとやってきます。人気の高さも納得の温泉施設でした。





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