大洗温泉・かんぽの宿大洗(茨城県) 
おおあらいおんせん・かんぽのやどおおあらい

DATA
所在地茨城県東茨城郡大洗町磯浜町
源泉名大洗1号泉、大洗2号泉
入浴 2016年4月
泉質 ナトリウム−塩化物冷鉱泉(低張性・中性・冷鉱泉)
泉温 源泉20.2度
湧出量(1号泉)毎分365リットル、(2号泉)毎分390リットル
PH 7.3
蒸発残留物2.787g/kg
形態 公共の宿泊施設 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆☆
気軽度☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

大洗町は茨城県の太平洋側のほぼ中央付近、水戸市街地からクルマで20分ほどのところにある港町です。釣りや潮干狩り、海水浴やマリンスポーツなど海で楽しむこともでき、市場やアウトレットモールなどのショッピングも充実、美術館や水族館など観光施設もありと、人気の観光スポットなのです。そこに温泉が加わったのは平成11年(1999年)になってからのことで、まだ歴史のない温泉ですが魅力たっぷりの観光資源となりました。
「かんぽの宿大洗」はアクアワールド大洗水族館の近く、那珂川を見下ろす高台に位置する公共の宿です。今回は春先のポカポカ陽気に誘われて、潮干狩りついでにやってきました。本当は宿泊してのんびりと楽しみたかったのですが、思い立ったのが急であったため、宿泊はできず立ち寄りでの入浴となりました。大洗サンビーチや大洗磯前神社などの大洗の中心地からは少し離れたところにあります。離れたといってもクルマで5分ほどです。
住宅街を抜けていく感じに奧へと進むと、大きな宿が見えてきます。かんぽの宿は日帰り利用も充実していて、エントランスロビーのところに入浴の自動券売機が用意されています。ランチメニューとセットになったプランがおススメのようですが、遅めの朝食を鱈腹食べた後だったので、ランチ付きは諦めました。フロントに入浴券を渡して、いざ階下の大浴場に向かいます。浴室に入ると、ムッとした熱気の先に大きな湯舟があります。
湯舟はガラス窓側にあり、洗い場が内側にありました。青いタイル敷きの綺麗な湯舟で、無色透明の湯がトロトロと注がれていました。さっそく体を流して湯舟に浸かります。やや熱めの湯は、非常にあっさりとしていてサラサラとした印象の湯です。あまりにも透明感も高く、さっぱりとしているので、「あれっ?この宿は天然温泉ではなかったのだっけ?」と不安になってしまいました。しかしながら、窓からの景色はなかなかのものです。
高台に位置していることもあり、那珂川の河口を見下ろすように景色が広がっています。そして正面には那珂川に架かる海門橋という真っ赤な橋が見えます。その色合いが河口の景色にぴったりマッチしていて、とても絵になる景色でした。続いて露天風呂に出てみます。こちらは脱衣所側の外側にあります。長方形の小さな湯舟ですが、先ほどの内湯とはちょっと印象の違った湯です。
ほんのりと翡翠のような緑っぽく見える湯で、湯舟の縁には白く石灰のようなコーティングが見られました。明らかに内湯と違うので、こちらが温泉なのでしょう。後で脱衣所の掲示でわかったのですが、内湯は光明石を利用した人工温泉で、露天は大洗温泉の運び湯だそうです。大洗温泉は古代の化石海水由来の湯ということで、塩分を多く含む湯です。しかしながら、湯舟の湯はにがりのような強烈な苦さがあるぐらいで、ほんの少し塩味があるかないかわからないくらいでした。
それに消毒臭がけっこう強いのも気になります。また、せっかくの露天風呂ですが、外側が目隠しになっているので立ち上がらないと外が見られないのが残念です。運び湯ということで、加熱循環しているのでしょうが、湯の印象が薄くなってしまっているのがもったいないですね。しかしながら、天然温泉を気軽に味わえる施設ということで、宿の雰囲気もいいし、とてもおススメです。観光の拠点やドライブのついでに立ち寄るなど、使い勝手のいい施設だと感じました。





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