原町温泉・ゆくら妻有(新潟県) 
はらまちおんせん・ゆくらつまり

DATA
所在地新潟県十日町市芋川乙
入浴 2016年4月
泉質 ナトリウム−塩化物温泉(中性低張性高温泉)
泉温 源泉57.4度
湧出量毎分309リットル
PH 7.6
蒸発残留物7857mg/kg
形態 地域農産物等活用型総合交流促進施設(日帰り温泉) 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆☆☆
地元度☆☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆

雪解けの春らしい穏やかな週末、十日町市のはずれにある「ゆくら妻有」にやってきました。ここは信濃川の支流清津川沿い、フレッシュパークという河川敷公園の脇にある日帰り温泉施設です。関越道の塩沢石打インターから国道353号線経由で30分ほど、ひとやま越えたところにあります。飯山線の越後田沢駅からだと、クルマで5分ほどの県道沿いにあります。
山間部ですが、日本最大級といわれる階段状の河岸段丘が発達していて、その平坦な地形を活かして田畑が広がる田園地帯となった長閑な場所です。フレッシュパークはそこそこ広い芝生の公園で、桜の木が植わっています。ちょうど満開の時期だったようで、ピンクの花がとても映えていました。まだ整備されて年数が経っていないようなので小ぶりの桜の木でしたが、とても綺麗です。でも何故か花見客らしき人の姿はほとんど見えません。もったいないですね。
温泉施設の方は以前に火災で焼失した後、平成17年(2005)にリニューアルオープンしたものだそうです。建物は黒塗り民芸調の木造二階建てで、1階がロビーと浴室、2階が休憩室になっていました。それなりにゆったりとした大きな施設のようです。ちょうど昼ぐらいに訪れたのですが、駐車場はほぼいっぱいです。地元のナンバーがほとんどだったので、常連さんが多いのでしょう。
地域の交流の場としての役割はしっかりと果たしているようです。浴室は黒を基調としたタイル張りで、シックで落ち着いた雰囲気でとても清潔的な印象です。洗い場にはボディソープとリンスインシャンプーが備え付けられていました。湯舟もしっかりとした大きなものがドンと構え、薄い山吹色っぽい感じの湯が溢れています。この温泉の特色なんでしょう、浴室内にはやわらかなモール臭が漂い、また微妙に刺激というか、いかにもしょっぱそうな感じの気配を感じました。
加熱も循環もせず、完全な掛け流しを謳っていますが、保健所の指導上、飲泉はできないらしいです。でも気になるのでちょっと味見をしてみると、甘さとほろ苦さの両方を同時に感じさせながらもマイルドな塩味に仕上がっていました。美味しくもありませんが、不味くもないような味です。もっと塩辛いのかと想像していたのですが、意外と薄い味でした。
湯舟の温度は熱すぎることもなくちょうどいいのですが、塩分を含んでいることもあり、ガツンと一気にあたたまり、茹だるような気だるい温まり感がありました。非常に汗がよく出て、すごくリフレッシュしそうな爽やかな湯です。浴室の外側は大きなガラス張りですが、曇りガラスになっているので外の景色は見えません。目の前が駐車場なので仕方ないですね。また、外側にはちょっとした露天風呂もあります。
こちらは岩風呂になっています。清々しい外気に触れるので、内湯と同じ湯でありながらも気持ち印象が違いますね。露天だと材木屋にいるようなオガクズのようなモール臭に感じます。この柔らかな匂いは、心が和らぐようで好きですね。非常に気持ちよく利用することができました。館内には食事処もあり、ゆっくりと過ごすことができます。地元の農産物なども売っているので、帰り際に買い物をして帰る客も多いようでした。





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