志宜野華厳温泉(大阪府) 
しぎのけごんおんせん

DATA
所在地大阪府大阪市城東区鴫野東
入浴 2014年8月
泉質 単純温泉(低張性・弱アルカリ性・温泉)
泉温 源泉35.6度
湧出量毎分132.7リットル
掘削深度約1000メートル
PH 7.8
蒸発残留物0.133g/kg
形態 温泉銭湯 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆☆☆
地元度☆☆☆☆☆
素朴度☆☆☆
総合評価☆☆☆

大阪市城東区、街中というか住宅街の中に昔ながらの銭湯があります。見た目には古風でもモダンでもなく、とっても地味な印象のお風呂屋さんです。小ぢんまりとはしながらも実は温泉銭湯で、銭湯料金で天然温泉が楽しめると聞いてやってきました。温泉の銭湯はリーズナブルであるのはもちろんのこと、地域の日常や素顔が見えるような感じがとても好きです。住宅街にある銭湯というのはけっこう探すのが大変だったりとします。
あらかじめ下調べをしてナビを頼りにやってきたのですが、路地は細く、道も複雑で一方通行だったりと難儀します。正面にコインパーキングがあったので、そこに停めようとしたのですが、建物の裏側には数台の専用駐車スペースを発見したので、そちらに停めました。館内に入ると定番の木札が鍵になった下足箱があり、そして番台がありました。脱衣所は簡易的な鍵のかかるロッカーです。
とても明るくてモダンなスタイルですが、ガラス戸の奥が浴室になっている配置やシンプルな脱衣場の雰囲気など、ごく普通の銭湯といった雰囲気でした。壁には温泉分析表が掲げてあるのが唯一温泉らしいところでしょうか。浴室はけっこう広くて中央から奥にかけて細長い湯舟があります。洗い場は両サイドにありますが、ボディソープとリンスインシャンプーも用意されていました。銭湯なのに石鹸類が用意されているなんて、とても良心的ですね。
洗い場は湯舟のカラン、そして上部に固定シャワーがあるタイプです。湯舟は手前側が主浴槽で奥側は電気風呂となっています。また、小さな水風呂もあります。電気風呂、主浴槽は繋がっていて、電気のところに温泉と書かれているので、全部温泉のようですね。無色透明のサラサラとした湯です。ここで何やらブツブツと小声で何か喋っているオジサンがいました。何をしているのかと思ったら、壁に真言が書かれていて、それを唱えているのでした。
真言の説明を読むと、最初は58回、次に25回、最後に25回と書かれています。真似して20回ぐらいは唱えてみましたが、疲れてしまいました。霊験あらたかな湯なのでしょう。脇には露天風呂もあるようです。こちらは細長いスペースがあり、その幅いっぱいに湯舟がありました。こちらは源泉と書かれています。また湯の色もちょっと違います。微妙に黄色いのです。湯舟は全体が茶褐色に色づいているところをみると、それなりに濃厚な印象です。
壁はずっと高く、空しか見えませんが、街中の銭湯なので露天があるだけでも十分です。そして角にあるパイプからはぬるい湯が注がれています。手ですくうとプンっと鉄分のような匂いがあり、舐めてみると苦いようなすっぱいような錆のような薄い味がありました。ただ、せっかくの露天で個性的な湯ですが、消毒臭がかなりキツいように感じます。
いや、キツ過ぎます。公衆施設なので衛生上しかたのないことなのかもしれませんが、せっかくの温泉気分が興醒めしてしまうほどでした。手に染み込んだカルキ臭って、しばらく取れないんですよね。ここのところだけが残念でした。それにしても都会に居ながらして日常的に温泉に入れるなんていうのは羨ましいです。素朴ながらも清潔的で好印象の施設で、とても気に入りました。





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