福地温泉・昔ばなしの里 石動の湯(岐阜県) 
ふくちおんせん・むかしばなしのさと いするぎのゆ

DATA
所在地岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地
源泉名混合泉(三井金属1号泉、観音泉、天裕温泉及び湧水の混合泉)
入浴 2014年6月
泉質 単純温泉(中性低張性高温泉)
泉温 源泉76.1度
PH 7.2
蒸発残留物580mg/kg
形態 共同浴場 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆
穴場度☆☆☆
素朴度☆☆☆☆☆
異色度☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆☆

福地温泉の一角に「昔話の里 石動の湯」という日帰り温泉施設があります。とても小さな温泉施設のようですが、食事処や化石の資料館も併設しているということで、なにやら面白そうなので訪れてみました。ナビを頼りに訪れましたが、路地に入ってからが不安になるような細い道になります。どこが目的の場所なのか最初は戸惑い、どこまで入っていけばいいんだろうと不安になる頃、正面に福地化石館が見えてきました。
「確かこの化石館に隣接している筈」と、隣を見ると五平餅村と書かれた看板を発見しました。また「露天風呂」の文字も見えたので、温泉がある施設というのは間違いないようです。さっそく温泉施設に向かおうとしたところ、急に激しい雨が降ってきたので、雨が弱くなるまでしばし車内で休憩をすることにしました。ほどなくして止んだのでいざ出陣です。
館内に入るとご主人が丁寧に出迎えてくれました。小ぢんまりとした施設はとても静かで、他に客はいないようです。入浴券を券売機で購入して渡すと、今入ってきた玄関の脇から浴場に向かうように案内されました。すごく洒落たというか、風情のある民芸調の建物で、モダン和風とでもいうのでしょうか、とにかく穴場的な要素と洒落たムードがとてもいい感じです。
廊下の突き当たりに浴場がありました。脱衣場は棚にカゴ、そしてコインロッカーもあります。まるで民俗資料館の中に浴場があるみたいなレトロな感覚がたまりません。レトロといってもとても綺麗で、本当に洒落た雰囲気なのです。浴場に入るとまずは内湯があります。小ぢんまりとした浴室ですが、こちらもちょっと一風変わった雰囲気がありました。
まず洗い場ですが、手前にステンレスの細長いシンクがあり、そこに湯舟からのオーバーフローが流れ注がれています。どうやらそこから湯を汲んで体を洗うようです。オーバーフローの湯もこうやって再利用されるのは面白い試みです。湯舟はそんなに大きなものではありませんが、他に入浴客がいなかったので、のびのびゆったりと入れる感じです。
まぁ、複数いても狭いと感じるほどでもないです。大きな臼のようなところから竹筒がのびていて、無色透明の熱めの湯が注がれています。湯舟の湯も癖のないサラッとした湯で、妙に軽い感じがありました。外には露天風呂もありました。脇の扉を出るとすぐに岩風呂がありますが、かなり小さなものです。しかしながら、小さいのにとても開放感のある湯舟です。
男湯は駐車場の奥に位置していて、ここから駐車場がよく見えるのも妙な開放感のひとつかもしれませんが、新緑に囲まれた爽やかな雰囲気もまたよかったです。時間が経つのを忘れさせてくれるような、また、時間がゆっくりと流れているような印象があり、とってものんびりと寛ぐことができました。浴後には囲炉裏の脇で五平餅を食べました。素朴な味わいがナチュラルな趣きをひきたていて、どこか郷愁を感じさせる懐かしさを味わえました。





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