平湯温泉・平湯民俗館平湯の湯(岐阜県) 
ひらゆおんせん・ひらゆみんぞくかんひらゆのゆ

DATA
所在地岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯
源泉名「あぼうの湯」と山水の混合泉
入浴 2014年6月
泉質 単純温泉
泉温 源泉47.5度
PH 6.8
形態 民俗資料館の中の露天風呂 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
脱衣所あり
開放度☆☆☆☆
清潔度☆☆
気軽度☆☆☆
野趣度☆☆☆☆
秘湯度☆☆☆
素朴度☆☆☆☆☆
異色度☆☆☆☆
人気度☆☆☆☆
レトロ度☆☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆☆

高山市にある平湯温泉は、安房トンネルの岐阜県側入口近くにある奥飛騨温泉郷の玄関口にあたる温泉地です。奥飛騨観光やトンネルを越えての上高地観光など、観光の拠点として人気の温泉地です。温泉としての歴史も古いようで、戦国時代には発見され利用されていたようです。温泉街の一角には平湯民俗館という郷土資料館のようなものがあります。
茅葺屋根の古風な民家を改造した資料館で、入母屋風のがっちりとした風貌がかっこいです。内部には囲炉裏や農機具、民具などが展示され、かつての飛騨の暮らしを紹介しています。その敷地内の入口には足湯施設があり、誰でも自由に利用できるのですが、実はもっと内側に入った敷地内にも温泉施設があります。
まずは足湯の脇を抜けて奥へと進みます。そして正面に見えてくる茅葺屋根の建物を抜けて奥へと進むと、男女別に脱衣小屋があるのです。右側が男湯で、左正面にあるのが女湯となっていました。こちらも足湯と同様に誰でも自由に利用できるのですが、その手前側に寸志箱が用意されていて、協力金を払ってから入るシステムになっていました。
木造、民芸調の脱衣小屋に入ると、外観と同様に黒いシックな佇まいで、民俗館らしい趣きがあります。けっこうゆとりあるスペースがあり、壁際に棚があるだけのシンプルな感じです。もうこれだけでも、なんだか非日常的な雰囲気が漂い、期待を持たせてくれます。そして浴場の扉を開けると、もうそこは露天風呂です。
内湯や洗い場などはなく、ただ湯に浸かるだけの素朴な露天風呂です。洗い場はないので、その分しっかりと掛け湯をした方がいいですね。湯舟は巨石に囲まれた岩風呂で、そこそこの大きさがあります。大きな屋根もついていて、雨天でも問題なく利用できます。湯はオレンジ色というか、赤茶色に濁っていて、透明度は30センチほどでしょうか、とても濃厚な印象です。
わりとぬる目だなと思ったのですが、奥から流れ注がれている湯は、無色透明でとても熱い湯でした。投入口に近いほど熱いので、好みの場所でゆっくりと浸かることができます。濁っているので湯舟の底は見えませんが、鮮やかなオレンジ色をした沈殿物があるようで、お尻や足の裏がオレンジ色になります。こすればすぐに落ちるので問題ありませんが、うっかりそのままあがってしまうと、下着が汚れてしまうので注意しましょう。
それにしても静かで落ち着きがあって、それがまた優雅です。何もない贅沢とでもいうのでしょうか、ただ湯が流れているだけの施設なのですが、すごく雰囲気がいいです。見上げると大きな葉っぱの朴葉が緑鮮やかに揺れています。新緑の時季だったこともあり、とても快適に、そして優雅に温泉を楽しむことができました。





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