竜島温泉・せせらぎの湯(長野県) 
りゅうしまおんせん・せせらぎのゆ

DATA
所在地長野県松本市波田
入浴 2014年6月
泉質 アルカリ性単純温泉
泉温 源泉40.3度
PH 9.0
蒸発残留物0.37g/kg
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆☆
地元度☆☆☆☆
穴場度☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆☆

松本から上高地方面に向かうには、梓川沿いを走る国道158号線を使います。何度も通っている道なのでだいたいの景色はわかっているつもりでいたのですが、温泉のガイドを見ていたときに見覚えの無い温泉施設が途中にあることに気が付きました。新しい温泉施設なのかと思いきや、平成12年(2000)にオープンしていたということで、このときでもう10年以上経っていることになります。地図上ではほぼ国道沿いに見えたので、じゃあ行ってみようとさっそくトライしてみました。
最初に訪れたのは2月です。たまたま記録的な大雪の日に重なってしまい、近くまで辿り着いたものの、どこが温泉施設の入口かわかりません。ナビの地図を見るとどうやら国道とは川を挟んだ対岸にあるようです。そして小さな看板を見つけ、そこから向かうようですが、「えっ、ここを曲がるの?」というような細い道です。そのまま谷を降りるようにして進んでいくと、赤い鉄橋が見えてきて、それを渡って対岸へと進みます。
さらに川沿いを遡るように進んでいくと発電所が見えてきましたが、この先に温泉施設があるとは思えないような雰囲気です。しかも、大雪でもう身動きがとれない寸前です。このまま雪に埋もれて帰れなくなるのでは?と不安になり、そのときはそこで引き返して諦めました。その後もガンガン雪が降り続いていたので、あのまま進んでいたら間違いなく雪に埋もれて動けなくなっていたことでしょう。そのリベンジとして6月の梅雨入りと同時にやってきました。
アプローチはそのまま、雪がなくても不安になるような道のりです。発電所を過ぎてさらに奥へと進んだところに突然、大きな駐車場が見えて温泉施設が現れました。予想外に大きくて立派な温泉施設に驚きます。休日の夜間でしたが、そこそこの来客はあるようです。館内に入るとシューズロッカーがあって、その先に受付がありました。広間の休憩室もあるので、ゆったりと過ごすことができそうです。それにしてもずいぶんと隠れた場所にあるわりに立派な施設です。
ほとんどは地元の方でしょうか、せっかくならもっと観光客も引き寄せればいいのにと思いました。脱衣所には棚にカゴ、そして洗面台は広くて綺麗で、使い勝手がいい印象を受けました。料金は安いのに設備的にはそこそこ充実している感じです。浴室に入ると、いくつかの洗い場と大きな湯舟が正面に構えていました。十分な広さのあるゆったりとした湯舟です。夜間なので外は真っ暗でしたが、窓ガラスが大きくあるので、日中なら明るく外の景色も眺められそうです。
お湯は無色透明ですが、微妙に濁っているような気がします。もしかしたら夜間だったので汚れているだけかもしれません。そして何よりも気に入ったのが、そのヌルヌルとした浴感です。アルカリ性の湯なので、肌の古い角質が溶けていくような感じと表現したらいいですかね。とにかく肌がツルツルヌルヌルとずっと撫でていたくなるぐらい気持ちいい湯でした。脇には露天風呂も用意されています。こちらは木造の優雅な雰囲気ですが、内湯に比べて少し小ぢんまりとした感じです。
傍らにはベンチも用意されているので、山の空気に触れながら、気持ちよく涼むこともできます。正面はすぐ森になっているようで、静かでとても清々しい感じです。注がれている湯をちょっと味見してみましたが、微妙に甘いようにも感じる滑らかな湯でした。素直に肌に馴染んでいくような湯だったので、白骨や乗鞍などの刺激的な温泉の後に入るのにもいいように感じました。こんなところにこんな施設があったなんて、もっと早く知っておけばよかったとつくづく思う温泉でした。





Copyright(C)2016 Tetsusei 温泉天國 -Onsen Paradise- All Right Reserved.