津川温泉・清川高原保養センター(新潟県) 
つがわおんせん・きよかわこうげんほようせんたー

DATA
所在地新潟県東蒲原郡阿賀町京ノ瀬
源泉名津川温泉 1号
入浴 2014年5月
泉質 アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性温泉)
泉温 源泉40.3度
湧出量毎分120リットル
PH 9.6
蒸発残留物628mg/kg
形態 温泉宿泊施設 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂なし
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

JR磐越西線津川駅からクルマで5分ほど、高台にあがるように坂道を登っていったところに清川高原保養センターという公共の温泉施設があります。新潟市街地からは磐越自動車道経由で1時間ほど、鉄道も国道も高速道路も通る交通の便の良いところですが、緑いっぱいの自然に囲まれた静かなところです。山の中腹に建っているので小ぢんまりとした質素な施設を想像していたのですが、辿り着くといくつか駐車場がありました。
けっこう辺鄙な場所なのにそれなりに人気があるようで、夏に訪れたときには満車状態だったこともありました。そのときはけっきょく入浴を諦めたので、今回は再チャレンジです。建物がふたつあり、谷側にあるのが1号館で山側にあるのが2号館だそうです。それぞれに浴場があり、それぞれに受付があるのですが、館内は繋がっているのでどちらからも入れて行き来ができるようです。見た感じ、2号館の方が洒落た雰囲気の入口だけど、地味な入口の1号館の方が景色が良さそうなので、まずはそちらから入ることにしました。
館内に入り正面で受付を済ますと、脇にはゆったりとした休憩間がありました。しかも休憩間は山の斜面にあるので、見晴らしがとてもいい感じです。食事もできるようですが、その中でも気になるのは蕎麦です。一角にガラス張りになった小さなスペースがあり、その中ではちょうど蕎麦を打っているところでした。自家製の手打ち蕎麦が食べられるようです。打ちたての蕎麦が食べられるのは興味がありますね。浴場はすぐ正面にありました。
脱衣場には簡易的な脱衣棚しかないので、貴重品は浴場入口脇のコインロッカーを利用するといいでしょう。さっそく浴室に入ると、ガラス張りになった外側がとても明るく開放的です。わりと小ぢんまりとした浴室ながらもこれだけ明るいと気持ちがいいものです。麒麟山や阿賀野川が眺められるということで、とても見晴らしもよくていい雰囲気です。さっそく体を流して湯舟に浸かりますが、これがまた入った瞬間にトロッとするほどヌルヌルした湯が全身を包み込みました。
底のタイル目地までもくっきりと見えるほどの無色透明の湯ですが、この浴感は只者ではありません。まるで肌が溶けていくような、そんな感覚の湯なのです。おそらく実際に溶けているのでしょうね。古い角質がとれてツルツルの肌になるのは言うまでもありません。一角には露天風呂らしきものがあります。さっそく出てみると、そこは露天ではなくこちらもガラス張りの浴室でした。岩風呂になっていて露天風呂のような雰囲気がありますが、完全な内湯です。
こちらも同じようにツルツルとした浴感で、お湯に変わりはないようです。すっかり魅了されたところで2号館の浴場にも行ってみます。階段状の渡り廊下を登っていくと、すぐ2号館の浴場につきます。こちらも小ぢんまりとした浴場ですが、こちらはもっと地味というか、落ち着いた雰囲気です。窓の外には山の木々が眺められ、森林浴気分でゆっくりと浸かることができます。眺望という点では1号館の方がいいですが、こちらは湯舟はひとつしかないものの大きな湯舟で、ゆったりとしています。
また、まさに保養温泉といった安らぎを感じる心地よさがありました。どちらもいい雰囲気の浴場なので、好みが別れるところでしょう。浴後、ゆっくりと寛いでいると、近くで汽笛の音が聞こえました。どうやらすぐ下を走る鉄道で、SLが走っているようです。いつの時代にいるのかわからなくなりそうな、そんなゆっくりとした時間を過ごすことができました。





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