やいづ黒潮温泉・かんぽの宿 焼津(静岡県) 
やいづくろしおおんせん・かんぽのやど やいづ

DATA
所在地静岡県焼津市浜当目
入浴 2014年4月
泉質 カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉
泉温 源泉47.1度
PH 8.6
形態 公共の宿 男女別
効能 切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など
露天風呂なし
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆
異色度☆☆☆
景色 ☆☆☆☆
総合評価☆☆☆

静岡県の焼津といえば、古くから漁業の街として栄えた港湾都市です。また、遠洋漁業の基地としても知られ、カツオやマグロも名物となっています。全国トップの水揚量を誇るなんていうのだから、凄いものです。かんぽの宿焼津は、焼津港の川を挟んで北側、小高い高台に建つ公共の宿泊施設です。港からも高台に建つ建物が見えるので、きっと見晴らしのいいところなのでしょう。
ここには焼津黒潮温泉という天然温泉も楽しめるということで、さっそく訪れてみました。今回は市場で新鮮な魚貝類を食べて、港でのんびりと釣りを楽しんだあとに、行楽の締めくくりとして立ち寄ってきました。実は前々から気になっていたのですが、なかなか機会がなくて今回ようやく訪れることができました。さすがに公共の宿泊施設とあって看板があるので、案内はそれに従っていけばいいのですが、けっこう狭苦しい変なところを入っていきます。
ちょっと戸惑いながらも進んていくと、急な上り坂になって、その先に宿が見えてきました。山の上に建つようなお城のような感じです。鉄筋コンクリートの大きな建物で、とても立派な感じがします。館内に入ると優雅なロビーがあり、雰囲気もいいです。さっそく受付を済ませて浴場に向かいます。まず脱衣所に入って最初に感じたのは、意外と小ぢんまりとしたところだなと思ったところです。
けっして狭いわけではないのだけれども、シンプルな感じがそう思わせたのかもしれません。ところが、脱衣所の奥側はガラス窓になっていて、そこから見える景色がすごいのです。海岸近くの高台にあるので、想像以上にとても見晴らしがいいのです。一気にテンションがあがったところで、浴場に突入です。浴場は内湯のみで露天風呂はありません。
内壁側に洗い場が並び、窓際に大きな湯舟があるとてもシンプルな配置ですが、そのロケーションを最大に活かすように大きなガラス窓があります。まるで映画のスクリーンのようにパノラマの景色を楽しめるようになっているのです。ちょうど夕暮れのトワイライトタイムだったこともあり、暮れなずむたそがれの景色を楽しむことができました。
これはもう感動物です。平面になった海の反対側には焼津の街が広がっています。海に突き出た防波堤や曲線を描く海岸線がとても印象的です。この絶景を楽しむだけでも、十分に価値があるように思います。さて気になる温泉の方ですが、少し黄色く淀んだような印象も感じる透明の湯です。ずっしりと感じるような重たい印象の湯で、舐めてみるとけっこう塩辛い湯でした。
海水に近いような塩辛さを感じましたが、ベトつき感はまったくありません。塩分を多く含むためか、ちょっと入っているとすぐに汗が噴き出して、気だるいような熱さを感じます。湯冷めしにくい湯と言われているようですが、なるほどこれならいつまでもポカポカと温かいことでしょう。ここには露天風呂はありませんが、そんなことは気にならないくらい眺めがよく、最高の気分でお湯を楽しむことができました。





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