倉渕川浦温泉・はまゆう山荘(群馬県) 
くらぶちかわうらおんせん・はまゆうさんそう

DATA
所在地群馬県高崎市倉渕町川浦
源泉名はまゆうの湯
入浴 2014年4月
泉質 ナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩温泉
泉温 源泉45.0度
PH 6.5
蒸発残留物6.910g/kg
形態 公共の温泉宿 男女別
効能 切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など
露天風呂なし
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆☆
穴場度☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

北軽井沢から高崎方面へと森の中を県道54号線で走っていると、峠道を抜けたあたりにポツンと「はまゆう山荘」が見えてきます。周囲を豊かな森に囲まれた一軒宿ですが、石造りの構えがとても重厚な大きな施設です。ここはもともと旧倉渕村と友好関係にあった横須賀市の交流施設だったのですが、倉渕村に移譲され、その後、倉渕村は高崎市と合併し、高崎市が管理しているようです。
テニスコートや体育館もあり、スポーツ振興施設として活用性の高いところのようです。今回は宿泊ではなく立ち寄りで温泉を楽しみにやってきました。辿り着いてみると、本当に周囲には何もなく、自然の中に溶け込むように大きな建物が建っています。施設の案内には「北欧のシャトーやスペインのパラドールを思わせる建物です」と紹介されていたのですが、まさにヨーロッパの古城のような要塞的な雰囲気を醸し出していました。
さっそく館内に入ってみると、フロントのアプローチですでに天井の高いことに驚きます。重厚な造りなのに空間が広いので、とてもゆったりとした気分になれます。ロビーなどはまるで外のテラスかと思うくらい開放的でゴージャスな雰囲気です。ゴチャゴチャとしていないところが、まさに公営っぽい大らかさがありますね。浴場は館内の奥の方にあります。奥といっても建物が三角形なので、角にあるという表現の方が正解かな。
中庭を眺めながら長い廊下を進んでいきます。廊下の先で階下に降りると浴場入口がありました。脱衣所は100円コインロッカーと棚にカゴがならんでいます。宿のゆったりとした雰囲気に比べると、やや小ぢんまりとした感じがしました。設備的には申し分なく、可もなく不可もなくって感じですかね。そんなに大きい規模じゃないのですが、浴場はまた天井が高くてゆったり感がありました。
浴室も館内同様、城塞のようなとてもシックな落ち着いた印象がありました。浴槽は窓側に大きな湯舟がひとつです。ガラス窓は大きくて、正面には杉の木々が見えます。見晴らしがいいわけではないのですが、森林浴をしているような気分で景色を眺めることができました。湯は微妙に黄色く濁っているような気がします。少しぬる目になっているので長湯には向きそうです。
消毒臭に混じって微かなミネラル臭がありました。傷口が少し(うず)くようなちょっと刺激的な感じの触感なので、舐めてみると少ししょっぱくてそして苦い湯です。こんな山奥にある温泉なのに塩分たっぷりって感じが不思議です。湯は奥のガラス窓側へ溢れているのですが、その排水溝は黒い艶のあるこげ茶色の金属片のようなものがいっぱいあります。
何かと思ったら温泉の成分が堆積し、それが剥がれたもののようです。見た目からして鉄分も多く含んでいるような印象です。排水溝でこれだから、パイプの目詰まりなど、メンテナンスもたいへんそうですね。でもそれだけ濃厚な温泉を楽しむことができます。ドライブのついでに立ち寄るのもよし、自然を満喫しながら宿泊で過ごすのもよしの温泉施設でした。





Copyright(C)2016 Tetsusei 温泉天國 -Onsen Paradise- All Right Reserved.