裏磐梯温泉・ホテル小野川荘(福島県) 
うらばんだいおんせん・ほてるおのがわそう

DATA
所在地福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ケ峯
源泉名磐梯高原裏磐梯温泉源泉
入浴 2014年3月
泉質 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉
泉温 源泉49.7度
PH 9.1
蒸発残留物1.542g/kg
形態 プチホテル 男女別
効能 切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など
露天風呂なし
開放度☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆
穴場度☆☆☆
異色度☆☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆

小雪の舞い散る3月半ば、裏磐梯の小野川湖西岸、磐梯高原にあるホテル小野川荘を訪れてみました。寒さのピークは過ぎているとはいえ、さすがにこの時期はとても寒いです。気温はマイナス4度でした。この一帯は、夏はトレッキングや釣り、湖上遊覧、そして冬にはワカサギ釣りやスキーのメッカとしてとても人気のある観光地です。ペンションなどの並ぶ地区の入口に小野川荘がありました。
ここは掛け流しの温泉が楽しめる宿だそうで、今回は立ち寄りで入浴することにしました。ホテルという名称ですが、意外と小ぢんまりとした感じで、プチホテルというイメージでしょうか。館内に入ると外観から見るイメージよりもさらに小ぢんまりとした感じがあります。ちょうど他には客がいないようで、ロビーにはご主人でしょうか、おじいさんがテレビを観ながらくつろいでいました。入浴をお願いすると、奥の浴場に案内をしてくれました。
食堂を抜けた先に男女別に浴場の入口があります。館内は意外と年季が入っていて、あちこち古びていますが、手入れはされているようで不潔な印象はありません。脱衣場は窓から射し込む光でとても明るく悠々とした印象さえありました。さっそく浴場に入ると、こちらは内湯のみですが、とても明るくゆったりとした感じがあります。内壁側には洗い場が並び、そして大きな湯舟、外側はガラス窓になっています。
窓が大きくて、しかも外は真っ白な銀世界ということもあって、とても明るくて内湯ながらも開放的な印象さえ感じます。洗い場は手前の2基だけシャワーがついていて、あとは湯と水のカランだけの洗い場です。洗面器がそのひとつひとつに立てかけられていて、しっかりと管理されているように見えますが、床がなぜかヌルヌルとコケが生えていて、滑りやすいです。
湯舟からは源泉がジャンジャンと溢れて出して掛け流されていて、また明るい室内ということも影響しているのかもしれません。でも、ちっとも嫌な感じではありませんでした。湯舟は幅が2メートル、奥行きが4メートルぐらいの長方形です。底のタイルが白っぽいものと黒っぽいものが交互に敷き詰められているので、とても洒落た感じがありました。湯は無色透明でとてもクリアな感じです。
窓ガラスは壁一面の大きなものですが、目隠し用に下半分がスプレーペンキで塗られていました。しかしその塗り方が雑というか、わざとなのか、汚らしくなっていたのが残念な感じです。ゆったりとした湯舟にさっそく浸かってみると、ちょうどいい温度ですごく滑らかというか軽い感触の湯に包み込まれます。新鮮な湯って感じがまたいいですよね。プカリプカリと魚型の温度計が浮いていて、42度を指していました。
それにしても他に誰も客がこないので、のんびりと独占できてとても贅沢な感じです。トロトロと湯の流れ出る音だけが響いて、極楽気分で過ごすことができました。設備的にはやや寂しいところがありますが、とにかく湯は気持ちよく、内湯ながらも快適に過ごせます。けっこう穴場的な雰囲気がとても気に入りました。ちなみに湯口の湯をすこし味見してみると、ほんのりと硫化水素っぽい臭いを感じました。浴後もずっとポカポカと暖かいので、かなり温熱効果も高い湯のようでした。





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