下諏訪温泉・矢木温泉(長野県) 
しもすわおんせん・やぎおんせん

DATA
所在地長野県諏訪郡下諏訪町矢木東
入浴 2014年2月
泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉
形態 温泉銭湯 男女別
露天風呂なし
開放度
清潔度☆☆
気軽度☆☆☆
地元度☆☆☆☆☆
素朴度☆☆☆☆
景色 
総合評価☆☆☆

諏訪湖周辺はたくさんの魅力的な温泉が集まる温泉天国です。下諏訪にもいくつも温泉施設があり、今回はその中の矢木温泉にやってきました。矢木温泉は素朴で小さな温泉銭湯です。下諏訪にはいくつものこういった温泉銭湯があるようですが、近くを通りかかって最初に目にとまったのでここを選びました。国道20号線沿いにわりと大きめの目立つ看板があり、これに惹かれたのでした。
国道から入るとすぐに駐車場と建物があります。駐車場の目の前に温泉浴場があるのですが、これがまた非常に小ぢんまりとしていて小さなものです。その小ささと素朴さがとても哀愁を漂わせていて、何だか妙に気に入りました。正面には2つの入口があり、建物に入る段階で男女分かれる感じです。中に入ると番台らしきスペースはあるのですが、誰もいません。
正面に料金箱があり、そこに各自で料金を入れて利用するシステムのようです。たまにごまかす人でもいるのでしょうか、監視カメラもついていました。中に入ると規模のわりには大きめの棚にゆったりとした洗面台があります。また、牛乳の自動販売機があるのもいかにも銭湯らしいですね。これといって他に設備もなく、非常にシンプルですが洗面台にはドライヤーが用意されていました。
ガラス戸の奥は浴室です。こちらもとてもシンプルな浴室で、男女を隔てる壁側に湯舟、そして周囲の壁側に洗い場が並んでいます。洗い場は全部で8つあり、奥側の3つだけがシャワーのついたカランがありました。洗い場には石鹸類は用意されていないので、各自で持参して利用する仕組みです。浴室内には桶が用意されていますが、イスは見当たらなかったので、直接床に座って体を洗うようです。
湯舟は長方形のもので、すこし深めでどっぷりとした大きさを感じます。無色透明の湯で、ほんの少し白っぽく濁っているような気もします。壁のパイプからチョロチョロと無色透明の湯が注がれていました。特に気になる味覚もありませんが、微妙にミネラル水っぽい硬い印象を受けました。わりと熱めの湯ですが、すごくしっとり、そしてさっぱりとしているので気持ちがいいです。
中央の壁には大きなタイル画がありました。入り江と舟の絵でしょうか、けっこうダイナミックに描かれています。海なのか湖なのかよくわかりませんが、立地的に考えると諏訪湖ですかね。ところがよくよく見てみると、舟の部分の一枚が何だか変です。おそらく上下逆さまなのでしょう。ここだけ失敗したのかとまわりを見てみると、方向が違っているタイルが他にも何枚もありました。
わざとそうしているのか、けっこう適当だったのかよくわかりませんが、間違い探しっぽくてゲーム感覚で飽きずに入浴を楽しむことができそうです。浴後は背中の方からポカポカと体が火照るような感じがして湯冷めしにくい印象の湯でした。こんな素朴で素敵な温泉が身近にあるなんて、近隣の人はとても羨ましいですね。近くには他にもいくつか温泉施設があるので、散策ついでに湯巡りを楽しんでみるのもいいでしょう。





Copyright(C)2015 Tetsusei 温泉天國 -Onsen Paradise- All Right Reserved.