伊豆長岡温泉・あやめ湯(静岡県) 
いずながおかおんせん・あやめゆ

DATA
所在地静岡県伊豆の国市古奈
入浴 2013年11月
泉質 アルカリ性単純温泉
形態 公衆浴場 男女別
露天風呂なし
開放度
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆
地元度☆☆☆☆
景色 
総合評価☆☆☆

伊豆半島の玄関口、伊豆長岡温泉は古くから知られる老舗の温泉地です。もともとは長岡温泉と古奈温泉があり、それらが合わさって伊豆長岡温泉となったそうです。長らく歓楽温泉街として知られた温泉地ですが、一時期の喧騒はなくなってきたものの、活気ある人気の温泉地であることは変わりありません。温泉街にはいくつかの共同浴場がありますが、その中でも「あやめ湯」は古風な佇まいの小さな共同湯です。
しかしながらどうも個人的には相性が悪いようで、1回目は休業日、2回目は受付営業時間が過ぎてしまって、今回が3回目の訪問です。それ以外にも実は何度も長岡温泉には来ているんですが、その度にスルーしてしまって、今回ようやく入浴することができました。長らくオアズケ状態だったこともあり、とてもワクワクしながら向かいます。交差点から細い路地に入ってすぐ、駐車場も数台分あるのでクルマでのアクセスも便利です。
入口前には提灯(ちょうちん)が並んでいて、一見すると小料理屋か焼き鳥屋みたいにも見えますが、正真正銘の温泉施設です。扉を開けると正面に自動券売機、そして番台があります。番台の右側が女湯、左側が男湯です。番台は男湯に面しているので、中を入ると「こんばんわ」と元気よく挨拶されました。とっても小ぢんまりとした素朴でローカルな雰囲気のところで、番台と脱衣所の間はカーテンで仕切られていました。
脱衣場はいたってシンプルで、棚に籠、そして小さな洗面台があるだけです。透明のガラス戸越しには浴場が見えます。浴室は小さな湯舟がひとつあるだけで、まわりを洗い場が取り囲んでいます。ボディソープなどの石鹸類も用意されていないので、各自で持ち込む銭湯方式です。さっそく体を流して湯舟に浸かりますが、これがまたけっこう熱い湯です。ヒリヒリするほど熱いわけではありませんが、身が引き締まるようなサッパリとした熱さです。
温度を計ってみると、湯舟の温度は45.5度ありました。しかしながら、熱いとはいっても気持ちのいい熱さです。じんわりと汗が噴き出てきたら、あがって冷ます、その繰り返しで気分も爽快です。湯は無色透明のサラサラとした湯です。循環しているようですがそれなりに湯舟からも溢れているので、温泉らしさも失われずに新鮮さがあり、とてもいい感じです。常連さんが通うのもわかる気がしますね。
やはり地元の方がよく利用されているようですが、観光客を意識してなのか郷土心を揺さぶるためなのか、伊豆から見た富士山の景色や伊豆のどこからしい景色の写真がパネルになって男女の仕切る壁に飾られています。また、なぜか演歌が浴室内を流れていました。とてもローカルな雰囲気に浸りながら、すっかりゆでだこになってしまいました。





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