船原温泉・湯治場ほたる(静岡県) 
ふなばらおんせん・とうじばほたる

DATA
所在地静岡県伊豆市上船原
源泉名鱒池の湯 船原7号
入浴 2013年11月
泉質 ナトリウム−硫酸塩・塩化物温泉
泉温 源泉99.1度
PH 8.3
蒸発残留物1.415g/kg
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり(半露天)
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆
優雅度☆☆☆
異色度☆☆☆
景色 ☆☆☆☆
総合評価☆☆☆☆

伊豆の中ほど、国道136号線沿いにある船原温泉「湯治場ほたる」は、源泉100%掛け流しを謳う日帰り温泉施設です。国道沿いとはいえ、山の中の静かな場所にあり、山あいの山村的なのどかな景色が広がっています。行楽の途中でぷらりと立ち寄るにはちょうどいい感じの施設です。通り沿いにある大きな駐車場の奥には大きな建物があり、木炭を積み上げた壁に囲まれ、上品な雰囲気がありました。
がっちりとした建物は昔からあったようですが、改装してとてもモダンな雰囲気になっているようです。さっそく館内に入るとフロントで受付をします。フロントの奥の階段を降りると、その先に浴場があるようです。逆に階段をのぼるとゆったりとした休憩所もありました。プライベートな時間も過ごせるように、個室の休憩室もたくさんあるようです。浴場は左側が女湯で右奥が男湯となっています。
脱衣所は細長いロッカーが並びますが、古い建物を改築して新しくなっているので、古さと新しさが混ざったような不思議な雰囲気がありました。さっそく浴室に入ると、手前両サイドに洗い場があり、奥に小さな湯舟がポツンとあるだけです。一瞬、あれっ?と思いましたが、実はその奥の扉を抜けると大きな浴場があるのです。こちらは洗い場と、小さな湯舟は掛かり湯だけのようでした。
サッと体を流してさっそく浴場に向かうと、こちらは晩秋だったこともあってか、湯けむりが充満していて濃霧の中にいるようです。ところが閉塞感もあり薄暗い感じはあるものの、内湯という感じの雰囲気ではありません。時折ふぅ〜っと風が通るなぁと思っていたら、どうやら外側には窓がなく奥側は抜けているので、半露天みたいな感じになっていたのでした。
しかも、とても大きな湯舟が3つに区切られていて、手前がぬる〜い水風呂、中間が普通の湯、奥が熱めの湯となっているようです。朝一番で来たのですが、ずいぶんと先客がいるように見えます。おやっと思ってよく見ると、それは湯舟の中に鎮座されているお地蔵さんたちでした。にこやかな顔をしたお地蔵さんがたくさん、湯舟に浸かっているのです。誰もいないはずなのにとても賑やかな雰囲気がありました。
そして奥に行ってみると、そこからは谷間を流れる渓流と、渓谷の紅葉が綺麗です。赤や黄色、オレンジや山吹色、雑誌の1ページを見ているかのような見事な色使いに感動します。おもわずふけってしまうほど、のんびりとした雰囲気です。とても静かで、ただ湯水の流れる音だけが響きます。湯水の音といってもいろいろあることに気が付きました。湯舟から溢れ出る湯はザァーザァー、湯舟へ注がれる湯はチャプチャプ、渓流を流れる水はジャラジャラ、ほんと面白いですね。
湯は無色透明の透き通った綺麗な湯で、それを裏付けるかのようにサラッとした軽い印象の湯です。とてもあたたまりもいいようで、浸かっていると汗がジワッと噴き出て、冷たい風がとても気持ちよかったです。ちなみに名称にもあるように、6月頃になると湯舟に浸かりながらホタルを眺めることができるそうです。天然のホタルなので日によって気まぐれだったりするようですが、その時期に是非とも訪れてみたいですね。楽しみがまた増えました。





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