南平台温泉・観音湯(栃木県) 
なんぺいだいおんせん・かんのんゆ

DATA
所在地栃木県那須郡那珂川町小口
入浴 2013年10月
泉質 アルカリ性単純温泉
泉温 源泉44.1度
PH 9.6
蒸発残留物325.5mg/kg
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆☆
地元度☆☆☆
異色度☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆☆

馬頭温泉郷にある南平台温泉ホテルは3万坪という広大な敷地に、四季折々の花々を咲かせるくつろぎの大型温泉宿です。高台から眺める那須の山々や、眼下に流れる那珂川など、ロケーション的にも文句なしの観光旅館です。ホテルの入口の目の前には日帰り温泉施設の「観音湯」が併設されています。那珂川沿いにあるのですが、こちらも高台の見晴らしのいいロケーションにあります。
国道からは県道に入り、さらに脇道を登っていくのですが、そのアプローチには大きな門が構えていたりして、とても不思議なムードが漂っていました。ホテルはとても大きくて立派なのですが、日帰り温泉施設の方は、なんだか仮設っぽいような小さな雰囲気です。ちょっと狭くなった扉を入ると、正面に受付と食事処兼休憩施設があり、受付を済ますと玄関脇の階段を降りて浴場へと向かいます。
脱衣場は中央に棚とカゴ、そして壁際にはコイン返却式のロッカーが並びます。わりと小ぢんまりとした雰囲気があり、そのわりにがらんとした華やかさのない印象です。浴室は小ぢんまりとした雰囲気は変わりませんが、逆に明るくとても爽やかな雰囲気です。洗い場は4つしかありませんが、露天にも洗い場はあると書かれています。内湯には湯舟も大きなものがひとつだけですが、なぜか大きな衝立で前後に区切られていました。
もともとそんなに大きな内湯でもないのに、なんのために衝立があるのかよくわかりませんが、でも、けっして邪魔というわけでもなく、浴室内のアクセントになっているように感じます。さっそく湯舟に浸かると、無色透明の湯ながらもツルッとした浴感がけっこう強く、滑らかなというか軽い感じの柔らかさを感じます。元祖美人の湯と書かれていますが、なるほどこの湯なら女性にもウケがいいことでしょう。こうなってくると露天も気になります。
露天へは奥の扉を抜けていきますが、内湯のすぐ外側にあるのではなく、扉の奥にはちょっとした渡り廊下があり、その先に露天があるようです。露天へと出てみると、これがまた内湯とは対照的にとても開放感のある空間です。手前側に大きな岩風呂があり、奥には小さな湯舟もあります。脇にはビニールで囲まれた洗い場もありました。わりとゆったりとしていて、これならゆっくりとお湯を楽しみながら過ごせそうです。
湯は少しぬる目ながらも、浸かっていると汗が噴き出るほどあたたまりのいい湯です。無色透明なのですが、湯舟の岩は白というか薄いレモン色っぽく付着物でコーティングされているようです。見た目以上に濃厚な湯のようですね。ドバドバと大量に注がれていて、湯舟からも溢れ出ているので、それなりに掛け流されているように感じます。湯を少し舐めてみると、ほとんど無味ながらも微妙に甘いようなそうでもないような味覚がありました。
それにしてもとても開放感があるのですが、何か物足りないような気がします。そういえば那珂川沿いの高台にあるんでした。でも、外側は植栽で覆われていて、ほんの少しだけの隙間しかありません。もうちょっと景色が見えるような造りだったら、さらに開放的な雰囲気になったことでしょう。とてももったいなく感じました。しかしながら、雰囲気はとてもいいですし、お湯も滑らかで、ゆっくりと落ち着いて過ごすことができました。





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