伊東温泉・山喜旅館(静岡県) 
いとうおんせん・やまきりょかん

DATA
所在地静岡県伊東市東松原町
源泉名松原七号
入浴 2013年9月
泉質 弱食塩泉(緩和性高張性高温泉)
泉温 源泉45度
湧出量毎分170リットル
PH 7.7
蒸発残留物12858mg/kg
形態 温泉旅館 男女別
効能 慢性関節リウマチ、慢性筋肉リウマチ、神経痛、特に坐骨神経痛など
露天風呂なし
開放度☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆
レトロ度☆☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆

伊東温泉は東伊豆を代表する大型の歓楽温泉街です。市内のいたるところに源泉があり、毎分3万リットル以上の湧出量を誇る温泉天国です。大型のホテルから小さな民宿まで、さまざまな形態の宿泊施設が並び、飲食店や土産物屋なども豊富、そして共同浴場なども点在していて、たっぷりと楽しめる観光スポットとして人気があります。なぎさ公園の近く、国道を渡った先に木造建ての風情ある山喜旅館があります。
昭和15年創業の老舗旅館だそうで、1階から3階まで檜通し柱10本で支えられた木造建築です。風情ある佇まいが古き良き時代を彷彿させていました。見た目にとても古風な雰囲気の宿なのですが、意外にも会議室や研修室、トレーニングジムからバレエスタジオまで備えた、多目的に利用できる温泉旅館になっているようです。今回は宿泊ではなく立ち寄りで入浴することにしました。
館内はまずロビーがあるのですが、モダン和風とでもいうのでしょうか、古臭い感じはまったくなく洒落た雰囲気があります。浴場は1階廊下の先、中庭の先にありました。脱衣所は棚にカゴ、それほど広くはないけれども、いたってシンプルなスタイルです。浴室は内湯だけですが、こちらはわりとゆったりとした雰囲気がありました。白いタイル張りの浴室なので、とても明るく清潔感に溢れています。
逆L字型の室内は、片側は洗い場、片側が湯舟といった配置になっています。曇りガラスの窓があり、開けてみると風通しもよく、また中庭が見えるようになっていました。内湯ながらもとても開放的な雰囲気に変わり、とてもいい感じです。湯舟には無色透明の湯が、脇の石垣からトロトロと流れ注がれています。見たところ注がれている量と同じくらい湯舟から溢れ出て流れているので、ほとんど掛け流しのような状態になっているようです。
見た目に大人しい雰囲気ですが、湯はなかなか個性的な印象です。けっこうぬる目な湯で、残暑の厳しい暑い日だったのでとても気持ちよく入れます。また、しっとりとした肌に馴染むような優しい感触の湯で、舐めてみるとけっこう塩辛い湯になっていました。海水ほど濃いわけでもなく、単純なしょっぱさがありました。温泉分析表をみると含石膏・塩化土類・食塩泉とあります。源泉で40.7度ほどなので、冬季は加熱するようですね。
とても入りやすくて気に入りました。ぬる目の湯だったこともあり、そんなに温まった感じはしていなかったのですが、塩分を多く含む湯だったこともあり、浴後は汗がなかなか止まりません。蒸し暑い日だったこともあり、浴後もすぐに汗だくになってしまいました。冬場ならいつまでもポカポカと気持ちいいかもしれませんね。それでもやはりさっぱりと汗が流せるので、浴後も不快感もなく気持ちよく過ごすことができました。とても雰囲気のいい宿だったし、海岸かも近くて立地もいいので、観光の拠点にとても便利な宿だと感じました。





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