金成温泉・金成延年閣(宮城県) 
かんなりおんせん・かんなりえんねんかく

DATA
所在地宮城県栗原市金成三沢
源泉名元湯延年・金成湯第1号混合泉
入浴 2013年8月
泉質 単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
泉温 源泉25.9度
PH 8.0
蒸発残留物454.9mg/kg
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

宮城県栗原市、国道4号線沿いの高台にある金成延年閣は、大きな屋内ゲートボール場を備えた日帰り温泉施設です。周囲はのどかな山里の雰囲気があり、とても静かなところにあります。高台にあるので国道から坂道をのぼっていくとすぐに大きな建物が見えてきます。けっこう需要があるのでしょうか、駐車場もゆったりとしたものでした。建物は平屋建てですが、それなりに大きなものです。
平日で天気も悪かったこともあってか、意外にも空いていて穴場的な雰囲気さえ感じました。館内に入ると下足箱を過ぎてすぐフロントがあり、正面が売店、そして左側に食堂、その先に浴場がありました。フロントの右側には休憩所があるのですが、見取り図をみると地下にも宴会場があるようです。宴会や会食にも利用されているようです。受け付けをしてロッカーキーを渡すと半券を入れたカードケースが渡されるシステムです。
2時間コースと1日コースがあるので、その確認のためのようですね。それから大浴場の他に家族風呂もあるので、いろいろと料金体系を区別するのに必要なのでしょう。脱衣所は中央に脱衣棚があり、壁際にコイン返却式のロッカーがありました。とてもゆったり広々としていて、ゆとりを感じます。浴場は壁際にボディソープ、リンスインシャンプーの用意された洗い場があります。
浴室内には直径1.8メートルくらいの円形の湯舟と、木造の縁の大きな主浴槽がありました。木造の湯舟はその質感からして古代檜のようです。このやわらかいのにゴツゴツとした感じがいいですね。主浴槽の壁には牛と人のシンプルなタイル絵があります。信楽焼陶板に描かれた「小迫の延年」の絵です。「小迫の延年」とは国の重要無形民俗文化財にも指定されている遊演舞台だそうで、春の農耕期を前に豊作を願って行われているのだそうです。
その土地ならではの演出がいいですね。円形の湯舟はジェット付きの浴槽となっています。よく見ると金色のように輝いています。そのほとんど剥げてしまっていますが、もともと黄金風呂だったようです。ここは黄金伝承の地、世界遺産の平泉があります。中尊寺には金色堂もあり、それに肖ったような湯舟なのでしょうかね。湯は無色透明、ちょっとツルツルとする滑らかな湯です。
消毒臭がそこそこありますが、嫌味でない程度なので入浴中もあまり気になりません。外側にはサウナもありました。また、その手前に水風呂もあります。と思ったら、入らないでくれと書かれています。水風呂ではなく掛かり水のようです。中途半端に水風呂ぐらいの大きさがあるので、ついつい入りたくなってしまいます。気づかずに入ってしまう人もいるのでしょう、入れないようにスノコ状の木の蓋がしてありました。
露天風呂は四角形の岩風呂です。周囲の壁は低いので、とても開放感のある露天です。高台にあるので見晴らしはばっちりですが、景色を楽しむってほどの絶景ではなく、ごく普通の田舎の景色って感じでした。訪れたときが曇り空だったので見えませんでしたが、晴れていれば秀峰「栗駒山」が一望できるのだそうです。田舎らしさの雰囲気もあり、ゆったりとしたムードもあり、とてもまったりと過ごすことができました。観光ついでに立ち寄ってもいいでしょう。





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