吾妻峡温泉・天狗の湯(群馬県) 
あがつまきょうおんせん・てんぐのゆ

DATA
所在地群馬県吾妻郡東吾妻町大字三島
入浴 2013年7月
泉質 カルシウム・ナトリウム−硫酸塩・塩化物温泉
泉温 源泉42.1度
PH 7.7
蒸発残留物2.43g/kg
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆

八ッ場(やんば)ダムの建設が進む吾妻峡。ダム予定地の少し下流にある公共の温泉施設が吾妻峡温泉「天狗の湯」です。住民の憩いの場として作られた温泉施設で、大きな公園の脇に建っています。実はここの施設のことは知らずに近くを通って、大きな駐車場を見つけて初めて知りました。オープンは平成22年(2010)ということで、もう何年か経っていたのですが、まだとても綺麗で真新しさを感じる佇まいでした。
広い駐車場の正面に木造平屋建ての大きな建物があり、その奥が広場の公園となっています。とっても開放的な雰囲気があり、公園で遊んだあとに汗を流すにはちょうどいい施設でしょう。館内に入ると下足箱、そして受付があります。けっこう立派な雰囲気の施設なのに、料金はかなりお安めです。正面には広間の休憩室もあって、とってものんびりと寛げそうなところでした。浴場は奥へと続く長い廊下の先にあります。
廊下の中ほどにあるのが男湯で、奥が女湯となっていました。脱衣所は手前に棚とカゴがあり、その先にはコインロッカーがズラッと並んでいます。ロッカーは有料ですが、入浴料が安いのでその分だと考えればいいでしょうかね。とてもゆったりとした雰囲気で、明るくとても清潔的な印象です。浴場に入ると内側が洗い場のエリア、そして外側に大きな湯舟があります。
洗い場はそれぞれ衝立のあるブース型で、ボディソープ、リンスインシャンプーが用意されています。御影石を基調とした上品な造りでしたが、わりとオーソドックスなスタイルです。湯舟は浴室の半分くらいあるとても大きなもので、奥には小さな滝のように湯が流れていて、ゆったりとしていました。湯は無色透明で、若干、色がついているようないないような微妙な感じです。温度は夏場ということもあってか、とてもぬる目だったので、じっくりと湯に浸かることができます。
湯口には飲泉ができないと書かれていて、また、それなりに消毒臭もしていたので飲泉は諦めましたが、微妙にツルッとする軽い湯で、わりと大人しい印象の湯でした。外の(のぼり)には「源泉掛け流し」と書かれているのですが、実際はどうなのでしょうね。外には露天風呂があり、巨石に囲まれた岩風呂になっています。岩風呂は2つに区切られていて、手前は全身浴、奥側は寝湯になっています。
すぐ目の前が公園になっているので、外で遊んでいる人たちの声が、間近に聞こえてきます。しかしながら、塀がそこそこ高めにつくられているので、外から見えないどころか内側からも外の様子が見えません。ただ空が眺められるだけでつまらないので、せめて立ち上がって覗けば見えるぐらいにしてほしかったですね。露天は内湯よりも若干ぬるめという感じで、夏場だったのでとても入りやすかったです。
露天の巨石のひとつには「茂四郎トンネルの貫通石」と書かれています。茂四郎トンネルとは、国道145号線の八ッ場バイパスにあるトンネルで、その名前の由来となった野口茂四郎とは吾妻渓谷を私費を投じて開削した明治時代の偉人だそうです。貫通石を難関突破の守護石として祀っているようですね。全体的にとてものんびりとしたいい雰囲気だったので、公園での行楽がてら立ち寄りたい湯ですね。





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