妙高温泉・関川共同浴場大湯(新潟県) 
みょうこうおんせん・せきがわきょうどうよくじょうおおゆ

DATA
所在地新潟県妙高市関川
源泉名南地獄谷
入浴 2013年6月
泉質 単純温泉
泉温 源泉62.3度
PH 8.1
蒸発残留物580mg/kg
形態 公衆浴場 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂なし
開放度
清潔度☆☆
気軽度
地元度☆☆☆☆☆
鄙び度☆☆☆☆
素朴度☆☆☆☆
景色 
総合評価☆☆☆☆

JR信越本線の妙高高原駅と、上信越自動車道の妙高高原インターの間、静かな田舎町に妙高温泉があります。もともとは赤倉温泉からの引き湯だったそうですが、今では妙高山の山中からの引き湯となっているそうです。宿泊施設がいくつかと共同浴場が一軒あるということで、共同浴場目当てで訪れてみました。スキーシーズンも終わって、夏にはまだ早いという時期、静けさを取り戻した感じの街並みです。
静けさを取り戻したというよりも、シーズン中はどれだけの観光客が来るのか知りませんが、普通の田舎町といった感じの長閑な印象です。共同浴場は路地を入ったところすぐ、周囲の街並みに溶け込むようにさりげなく地味に佇んでいました。あらかじめ地図で場所を確認しておいたので、迷うことなく辿り着けましたが、知らなければ気付かないほど目立たない存在です。
近くに駐車場があるとの情報もあったのですが、どこがその駐車場かわからなかったので、少し離れた役場近くにクルマを停めて、歩いて向かいました。年季の入った小ぢんまりとした鉄筋コンクリートの建物ですが、入口の部分にはまだ新しそうな木の看板が垂れ下がり、「大湯」と書かれています。中に入ると奥では管理人さんがお客さんと談話中でした。
入り口脇に自動券売機があるので、そこで入浴券を購入して受付のカゴに入れるように指示されました。浴室はすぐ目の前です。鄙びた雰囲気のある下足箱に履物を入れ、脱衣所に向かいました。中も鄙びた雰囲気は変わりなく、簡素な棚が並んでいました。ガラス戸の奥は浴室です。小さな共同浴場なので、小ぢんまりとしたシンプルな浴室の中央に、湯舟がひとつあるだけです。
浴室はけっして新しくはないものの古臭さも感じず、とても清潔感がありました。窓が大きく浴室内が明るいので、狭苦しさもなく快適な環境です。洗い場はまわりに7つ並び、そのうちシャワー付きのが2つです。ボディソープ、シャンプー類は備え付けられていませんが、脱衣所の棚の下に石鹸が用意されていたので、利用したい人は各自そこから持ってくるようです。
特に説明は書かれていませんが、そういったローカルなルールがあるのも共同浴場らしくていいですね。湯は無色透明だけど、ちょっと濁りがある湯です。ほんのりと硫黄泉のような硫化水素の臭いがあるのもいいですね。この臭いだけで体がほぐれるような気がします。けっこう熱めの湯だったこともあり、浸かっていると毛穴から吹き出るように汗が流れてきます。
ここまで引き湯してくる間にぬるくなってしまいそうですが、源泉温度がずいぶんと高いので、ちょうどこなれた温度になるのでしょう。循環することなく掛け流しで楽しめるのも、嬉しいですね。他の客はみんな地元の常連客のようです。ローカルな話題に花が咲いているのを聞いているだけでも、ホッとするような長閑な雰囲気でした。





Copyright(C)2015 Tetsusei 温泉天國 -Onsen Paradise- All Right Reserved.