田沢湖高原温泉・アルパこまくさ(秋田県) 
たざわここうげんおんせん・あるぱこまくさ

DATA
所在地秋田県仙北市田沢湖生保内字駒ヶ岳
源泉名田沢湖高原温泉(空吹1号、2号、4号混合泉)
入浴 2013年5月
泉質 単純硫黄泉(硫化水素型)
泉温 源泉59.1度
成分総計459.2mg/kg
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 切り傷、慢性皮膚病、慢性婦人病、高血圧症、糖尿病など
露天風呂あり
開放度☆☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆☆☆
穴場度☆☆☆
景色 ☆☆☆☆☆
総合評価☆☆☆☆

田沢湖高原温泉にあるアルパこまくさは、秋田駒ヶ岳のマイカー規制の拠点施設として整備された情報ステーションです。館内には火山防災ステーションや秋田駒ヶ岳情報センターなどの情報施設の他、食事処や温泉施設もあり、観光スポットとしても人気のところです。温泉街の入口から高台に登るようにして脇道にそれていくと、すぐに大きな駐車場と大きな三角屋根のアルパこまくさが見えてきます。
とっても見晴らしのいい場所に建っていて、駐車場からは田沢湖が一望でき、背後には駒ケ岳がそびえています。おもわず感動してしまうほど、景色のいいロケーションです。ロッジ風の洒落た感じの大きな建物で、館内に入ると田沢湖周辺、乳頭温泉周辺の情報コーナーがあり、その正面奥に温泉館の入口があります。温泉館では受付をすると履物を脱いで奥へと向かいます。浴場はヒバ風呂と岩風呂のふたつのタイプがあるようで、今回はヒバ風呂に入ります。
定期的に男女が入れ替わるのでしょう。脱衣所は棚にカゴが並び、けっこうゆったりとしていました。数は少ないですが鍵付きのスチールロッカーも用意されていました。浴室は外観同様に木造で、湯治場らしさを演出した情緒ある佇まいです。窓際には大きな湯舟が二つ並び、内側が洗い場となっています。洗い場にはボディソープ、リンスインシャンプー、固形石鹸が用意されていました。
湯舟はヒバ造りのゆったりとしたタイプのもので、二つに区切られていますが、温度や湯の質感もどちらも同じような印象です。青白く白濁した湯で、透明度は底が見えるぐらいですが、細かな湯の華がたくさん舞っていました。プンッと香る硫黄泉の臭いも本物です。田沢湖高原温泉の源泉はけっこう高温のようですが、うまく調整されているのでしょう、ちょうどいい温度で入りやすかったです。
内湯の雰囲気もいいのですが、さらに気になるのは露天風呂です。露天風呂は展望露天となっていて、先ほど駐車場から見えた景色がそのまま湯舟に浸かりながら眺めることができます。湯舟もゆったりと大きなもので、この開放感はたまりません。山の斜面に建っているので、目の前を遮るものもなく、パノラマの景色を楽しめます。露天の前には一応、囲いがあるのですが、一部が取り除かれていて、そこから雄大な景色を楽しむことができるのです。
それにしてもこの開放感は最高です。湯舟に浸かっていても目の前に田沢湖がまるまる拝めるのです。いいロケーションにあっても湯舟に浸かってしまうと何も見えない露天なんかはよくりますが、目線の高さに景色が見えるのは最高です。思わず見とれてしまい、のぼせてしまいそうになります。このときは新緑の頃で、若竹色をした木々や残雪が映える駒ケ岳など、見るものすべてが新鮮でインパクトのあるものでした。
秋になれば色とりどりの紅葉、そして冬には一面の銀世界を楽しむことができるのでしょう。日曜日の夕方に訪れたのですが、ものすごく空いていて、途中から貸切状態になってしまいました。出る頃に一組の客が来ましたが、なんだか穴場的な場所のように感じました。湯も雰囲気も景色も最高なだけに、もったいなく思うぐらいです。乳頭温泉で湯巡りの締めくくりに利用してもいいのかなと思いました。





Copyright(C)2015 Tetsusei 温泉天國 -Onsen Paradise- All Right Reserved.