竹原鉱泉・竹原乃湯(富山県) 
たけはらこうせん・たけはらのゆ

DATA
所在地富山県氷見市上田子
入浴 2013年5月
泉質 メタケイ酸の含有量で温泉に該当
泉温 源泉12.7度
形態 鉱泉旅館 男女別
露天風呂なし
開放度
清潔度☆☆
気軽度
地元度☆☆☆☆
穴場度☆☆☆☆
鄙び度☆☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆

国道160号線、高岡から氷見に向かう途中、長い下り坂の交差点脇にある竹原の湯は、素朴で小さな鉱泉宿です。通り沿いに大きな看板が建っているものの、まっすぐの走りやすい道路の途中にあるので、気にしていなければ通り過ぎてしまいそうなところにあります。幸い交差点の角にあるので信号を目安にすればすぐに気付きます。ここは小さな宿ですが、日帰りでの入浴も受け付けているようです。
受け付けているというよりも、その佇まいやローカルな雰囲気からして、近隣の方の銭湯のような存在にも感じました。玄関を入ると脇には食堂があります。玄関を入ると同時に女将さんが目の前に出てきてくれたので、料金を払って奥の浴場へと向かいます。小さな鉱泉宿らしい、飾らない感じの小ぢんまりとした雰囲気がいいですね。脱衣所は簡素な木造の棚、そして洗面台があります。
わりと清潔的でさっぱりとした印象です。壁には古ぼけた温泉分析表も掲げられていました。こういうのも味があるっていうか、情緒を感じます。そういえば、廊下にも大きな温泉分析表が掲げられていました。さっそく浴室に入ると、両脇に洗い場が並び、正面に湯舟があります。宿のお風呂というよりも、むしろ小さな銭湯のようなスタイルです。
男女を隔てる壁にはガラスブロックが使われていて、壁には水銀灯、かまぼこ型の天井と、とてもノスタルジックな雰囲気が格別です。湯舟は二つに区切られていて、片側は浅くなっていて、もう一方にはジェット噴流がついています。湯は浅葱色というかウグイス色を薄くしたような色の湯があり、底が見えない程度の濁りです。独特の鉱物臭もあり、鉱泉とはいいながらもとても個性的な湯です。
源泉は20度弱ぐらいしかなく、湧出量も毎分20リットルぐらいなのですが、その規模に適した施設なのかもしれません。とにかく情緒豊かないい雰囲気がありました。もちろん沸かし湯なのですが、湯舟の湯はかなり熱めですぐに汗だくになりますが、浴後もポカポカするのでかなり温まりのいい湯のようです。また、浸かっていると細かな気泡がたくさんつくので、肌触りも滑らかで気持ちがいいです。
この気泡が噴流によるものなのか、温泉の成分なのかは不明です。男湯は宿の裏側にあたるのでしょうか、窓の外はすぐ裏山が迫っています。そんなつまらない景色さえも、情緒にプラスされているような気がします。このときは先客が2名いたのですが、その方々があがってしまうと貸切状態になりました。ローカルな雰囲気がとても心地よく、居心地のいい湯でした。





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