千里浜なぎさ温泉・ハートフル千里浜(石川県) 
ちりはまなぎさおんせん・はーとふるちりはま

DATA
所在地石川県羽咋郡宝達志水町今浜北
入浴 2013年5月
泉質 ナトリウム−塩化物泉(高張性中性高温泉)
泉温 源泉50.3度
湧出量毎分207リットル
PH 7.3
蒸発残留物10.2g/kg
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆☆
地元度☆☆☆☆
穴場度☆☆☆
異色度☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆☆

砂浜の海岸をクルマが走る。しかも普通の乗用車や軽自動車、観光バスまで走る。そんな不思議な光景が楽しめる珍しい海岸が千里浜なぎさドライブウェイです。その海岸からすぐ、能登有料道路の今浜インター脇にある温泉宿泊施設がハートフル千里浜です。泉質に定評ある湯が掛け流しで楽しめ、日帰り入浴も受け付けているということで、さっそく訪れてみました。インターからはほんとにすぐですが、脇の路地を入っていったところにあります。
意外と目立たないというか地味な印象の宿ですが、入口には「公衆浴場」の文字もあります。日帰りも可能どころか、公衆浴場として提供されているのですね。公衆浴場と書かれると気兼ねなく利用できますね。館内に入ると食堂や休憩室、ロビーもゆったりとしていて、ゆっくりと過ごせるような雰囲気があります。今回は休日に訪れたのですが、地元の方々が数名いただけでとても空いています。わりと穴場的な雰囲気さえも漂っていました。
でも海水浴シーズンとかにでもなれば、混雑するのかもしれません。館内に入ってまず感じたのが、重油のような臭いがしていることです。お風呂場から少し離れているのですが、温泉の臭いでしょうか?気になりながら浴室へと向かいます。脱衣所はちょっと薄暗い感じで、棚にカゴが用意された、こちらも地味な感じです。そして浴室に入ると、タイル張りのオーソドックスなスタイルながらも手前側にはサウナ、そして奥に湯舟があります。
わりと小ぢんまりとした浴室といった印象を受けました。湯舟には黄褐色というか、薄い山吹色をした湯が並々と溢れていました。先ほどロビーでは重油の臭いがしていましたが、こちらではもっと濃いというか、いや、何だろう、もっと違うような油臭がありました。さっそく湯舟に浸かると、思いのほかツルッと滑らかな肌触りの湯で、とても気持ちがいいです。
しっかりと掛け流されているようで、それなりにオーバーフローしているのも好印象です。脇の扉から外へと出ると、奥には露天風呂もあります。露天は内湯よりも広めというか、ゆったりとしています。とっても開放的な雰囲気がいいですね。露天にも洗い場があり、内湯が混雑していても露天でことは済みますね。露天もたっぷりと掛け流されているようで、大量に湯が溢れて流れていきます。
内湯よりも熱かったので、あまり長湯には向かないような雰囲気です。ところがいつも熱いわけではなさそうで、常連さんたちも「今日は熱いなぁ」とか「昨日の朝も熱かった」と話していました。確かに注がれている湯がぬるかったので、段々と温度が下がっていくのかもしれません。それにしても何でしょうこの心地よさは。景色が眺められるわけでもありませんが、空を覆うものがないのでとても明るく開放的です。
また、このツルッとした浴感と鼻先をくすぐるような臭いも個性的です。舐めてみるとけっこう塩辛く、ちょっとだけ鉱物味のある湯でした。こんなに個性的で雰囲気もいいのに、常連さんたちしかいなかったのでもったいないような気がしてきました。たまたま空いていたのかもしれませんが、観光の拠点としても便利なところだし、宿泊も立ち寄りもどちらも重宝できる存在だと感じた湯でした。





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