京ヶ島温泉・湯都里(群馬県) 
きょうがしまおんせん・ゆとり

DATA
所在地群馬県高崎市島野町
源泉名京ヶ島天然温泉
入浴 2013年4月
泉質 ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩温泉
泉温 源泉55.5度
湧出量毎分468リットル
PH 7.3
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆☆☆☆
人気度☆☆☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆

高崎インターのすぐ近く、アクセスのとても便利なところにある京ヶ島温泉湯都里は、純和風の大きな日帰り温泉施設です。関東で日帰り温泉を探すならここだというぐらい、強気の宣伝をしているところなので、以前からとても気になっていました。インターからは本当にすぐ、信号を曲がった先にありました。ゆったりとした駐車場の脇には、瓦屋根の旅館のような建物があります。玄関へのアプローチには、大きな門が構えていたり、庭園風の演出がされていたりと、風情たっぷりの佇まいで高級感を醸し出していました。
その割りに料金はそんなに高いわけでもないので、とてもお徳感のある施設のようです。そのためか、開店と同時に駐車場はいっぱいになるほどの人気振りです。館内に入るとまずは下足箱があり、その奥にフロントがあります。施設は二階建てで、1階にはメニュー豊富な居酒屋風の食事処やカットサロン、整体などがあり、2階にはゲームコーナーやエステの他、貸切風呂が大小9つもあるそうです。フロントでリストバンドを受け取ると、さっそく1階の奥にある浴場へと一目散に向かいます。
脱衣所は鍵付きのロッカーが並びます。そこそこゆったりとした感じでしょうか、とても清潔感もあります。内湯は掛かり湯、水風呂、サウナが手前にあり、そして大きな温泉浴槽がありました。温泉浴槽は透明度はある程度あるものの、黄色っぽく色づいた湯が入っています。また、湯舟の縁部分は木なのでしょうか、それが何だかわからないほど温泉の成分でコーティングされています。この浴槽は循環湯なのだそうですが、かなり濃厚な湯だというのが印象付けられますね。
内湯の奥には細かい気泡で白濁したように見える「絹のごろ寝湯」をはじめ、バブルやジェット噴流のついた様々な効果の浴槽が並んでいました。こちらは無色透明の井戸水を使用しているそうです。内湯だけみると、まぁよくありがちなスーパー銭湯系の温泉施設だという印象がありますが、ここの魅力はなんといっても露天風呂です。外に出るとまず正面には大きな岩風呂があります。ドンと構えた岩風呂で、まるで鯉の泳ぐ池のような雰囲気です。
そして、その脇には巨石を刳り貫いて作ったという1人サイズの石釜風呂が3つ並んでいました。陶器風呂とかいうのではなく、石を刳り貫いて作ったというのがダイナミックな感じですね。さらに奥にはもっと大きな岩を刳り貫いてつくった大岩湯というのがあります。どうだまいったか!というぐらい威風堂々とした存在感がインパクトありました。その他、檜風呂や寝湯が点在し、周囲には大きな滝があったり、小川が流れていたりと、情緒を醸し出す優雅な雰囲気に圧倒されます。
さらに驚くのが、これらすべての湯舟が源泉掛け流しなのだそうです。確かに内湯に比べて見た目も濃厚です。それに溢れ出る湯が通路を流れていたり、また、湯の流れている部分や湯舟のまわりは鍾乳石のように温泉の成分が積もっていて、街中の日帰り温泉施設とは思えないほど個性的な雰囲気がありました。それから、気になるのが温泉の臭いです。田舎のトイレのような臭いというと悪く聞こえてしまうかもしれませんが、それを薄くしたような独特な油臭があるのです。
けっして鼻につくような嫌な臭いではありませんが、とても個性的な臭いです。これは温泉好きにはたまらないインパクトを与えてくれていましたね。しかも、見た目や臭いだけでなく、ツルッとしたスッと肌にしみこむようなしっとりとした湯も気持ちがいいです。なるほどこれなら人気が出るのもうなづけるし、強気に宣伝したくなる気持ちもわかりますね。いい温泉を見つけたという気持ちで、とても嬉しくなるような温泉施設でした。





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