勝木ゆり花温泉・交流の館八幡(新潟県) 
がつぎゆりはなおんせん・こうりゅうのやかたはちまん

DATA
所在地新潟県村上市勝木
入浴 2013年4月
泉質 ナトリウム・カルシウム−硫酸塩温泉
泉温 源泉55.5度
成分総計2595mg/kg
形態 ふるさと体験の宿 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂なし
開放度☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆
穴場度☆☆☆
異色度☆☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆

新潟県の北部、村上市の勝木にある「交流の館 八幡」は、天然温泉が味わえる温泉宿泊施設です。近くには日帰り温泉施設の「ゆり花会館」もあり、知る人ぞ知る地味な温泉地です。羽越本線の勝木駅からすぐのところにあり、とても便利な宿ですが、素泊まりが基本なようで自炊施設などもある公共の宿泊施設です。日帰りでの温泉入浴も受け付けているようなので、さっそく訪れてみました。駅の近くといってもローカルなところなので、のんびりとした雰囲気がありました。
すぐ隣に大きな病院が建っているので、その奥を目指せばすぐに見えてきます。地味な温泉施設だと思っていたのですが、実際に辿り着いてみると、壁には大きな絵画が描かれていて、芸術的な印象を受けます。温泉施設っぽくないところが、また魅力的ですね。ちなみにこの絵は東京芸術大学の学生らが村上市に合併する前にあった旧山北町(さんぽくまち)をイメージして描いたものなのだそうです。
さっそく館内に入り受付を済ませて浴場へと向かいます。外観からは小ぢんまりとした施設をイメージしていたのですが、けっこう大きな建物のようです。浴場と書かれた案内に従ってまっすぐのびた廊下を奥へと進みます。しかし何だろうこの懐かしい雰囲気は…。がっちりとしながらも無機質で、まるで小中学校の校舎のような雰囲気なのです。もしや廃校になった校舎の再利用か?とまわりを見渡すと、案の定、学校の備品らしきものがたくさんあります。
ここは平成8年(1996)に廃校になった旧山北町の南中学校だそうです。教室は客室に改装し、職員室が食堂、そして温泉浴場があるところはかつての技術室があったところだそうです。学校の校舎はもともと頑丈につくられているので、取り壊すのはもったいないですからね。こうやって再利用するのは有効的な手段だと思います。さて感慨深くロケーションを楽しみながらも、さっそく浴場へと向かいます。浴場は廊下の突き当たりにありました。
そんなに大きな施設でもないようで、脱衣所も浴室も小ぢんまりとしたものです。浴場は内湯のみでゆったりとした湯舟がひとつあるだけで、露天風呂などはないようです。すっかり改装されているので技術室だった面影は微塵もなく、まさに温泉浴場です。洗い場は5カ所あり、ボディソープとリンスインシャンプーが用意されています。湯舟は巨石を配した岩風呂になっていて、無色透明の透き通った湯が溢れていました。なんと循環はせずに掛け流しで利用しているのだそうです。
少し熱めに感じる湯ですが、熱すぎるというほどでもありません。ツルッとした肌に滑らかな湯で、とても好印象です。浴室は曇りガラスになっているので、窓を開けてみましたが、隣にある病院と裏の空き地?が見える程度です。それにしても静かでのんびりとした雰囲気、そして感触のいい温泉と、とても過ごしやすいところですが、週末だというのに他に客がほとんどいません。とても穴場的な場所という印象を受けました。合宿や研修にはちょうどいい感じだし、笹川流れなどの観光の拠点としてもいい場所ではないでしょうか。





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