野天もくもくの湯(三重県) 
のてんもくもくのゆ

DATA
所在地三重県伊賀市西湯舟
源泉名伊賀の里 モクモクの湯
入浴 2013年3月
泉質 ナトリウム−塩化物温泉(等張性弱アルカリ性低温泉)
泉温 源泉31.7度
湧出量毎分55リットル
PH 7.6
蒸発残留物8.25g/kg
ラドン含有量4.8x10-10Ci/kg(1.32M・E/kg)
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など
露天風呂あり
開放度☆☆☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆☆
野趣度☆☆☆
異色度☆☆☆☆
人気度☆☆☆☆
景色 ☆☆☆☆
総合評価☆☆☆☆

伊賀の里もくもくの湯はも、伊賀の里モクモク手づくりファームという「自然・農業・手づくり」をテーマにしたレジャーファームの中にある温泉施設です。ファームの中には宿泊施設や農業体験工房の他、レストランやみやげ物屋など、思いっきり農業を楽しんじゃおうという人気のレジャースポットが目白押しです。1日たっぷりと遊んだ後の締めくくりには、やっぱり温泉で汗を流すのが一番ですね。もちろんレジャーのついでなんてことはなく、温泉目的で訪れるのもいいでしょう。
とても雰囲気のいい湯だということで、さっそく温泉目的で訪れてみました。温泉施設は駐車場のすぐ真下にあります。入り口脇には足湯施設もあり、こちらは無料開放されているようです。人気が高いと聞いていたわりに小ぢんまりとした雰囲気の温泉施設で、和風レトロな雰囲気が漂っています。玄関を入ると下足箱がありますが、木札のがっちりとしたやつです。受付を済ませて奥の浴舎へと向かうと、右側が男湯で浸り側が女湯になっています。
その中間点が待ち合わせのできる、ミニ休憩スポットになっていました。脱衣所は鍵のかかるロッカーが並びます。けっして狭くもありませんが、そこそこの規模って感じでしょうか。ここまではいたって普通の浴場って感じですが、内湯に入ると雰囲気がまたガラリと変わります。春先のまだ薄ら寒い時期とあってか、浴室内は湯けむりが充満していて、ほとんど濃霧状態です。はじめは気づかなかったのですが、よくよく見ると浴室は円形をしていて、天井がドームのようになっています。
湯舟は中央から奥にかけて大きいのがひとつ、ドンと構えています。その両サイドに洗い場が並び、手前側の出入口脇に掛かり湯がありました。湯舟は縁の部分が木造なのですが、これがまたとても滑りやすいので注意が必要です。無色透明の湯がドバドバと流れていますが、おそらく循環されているのでしょう。消毒臭がそれなりにキツイです。そんなに高い温度でもないのにけっこういい感じに茹ってくるので、かなり温まりのいい湯のようです。
脇には露天風呂への出入口がありました。ここでは露天ではなく野天と言っているようです。さっそく外にでるとサンダルが用意されています。野天に出るときにはサンダルを使って移動するようです。なぜサンダルが必要なのかというと、野天には湯舟が3つあり、それが山の中に点在しているのです。点在といってもそんなに長い移動距離ではありませんが、急な坂道をのぼるので、サンダルが必要なのでしょう。湯舟は、内湯のすぐ外側にひとつ。
こちらは源泉が投入されているそうで、他の無色透明の湯とは雰囲気がかなり違います。それというのも、ここの湯舟だけ茶色というか、汚れた山吹色というか、酸化して濁った緑茶のような色をしているのです。しかも湯舟のつくり方もなかなか凝っていて、遺跡の中の浴場なんて雰囲気もありました。温度もかなり低めなので、長湯してじっくりと浸かるといいでしょう。そこから少しあがったところには四季の湯という月替わりのイベント湯がありました。
今回はレモン湯だそうで、湯舟にはレモンがそのまま入った袋がプカプカと浮いていました。ほんのりと香るレモンの香りがなんともいえません。一番最深部にあるのは木の葉隠れの湯というかっこいい名前の湯舟です。大きな岩の湯舟で、源泉を漉して無色透明にしているのだそうです。余計なことをしなくてもいいような気がしますが、いろいろ都合があるのでしょう。どれも個性的なロケーションで、雰囲気も格別です。そういえば、野天では油の燃えるような匂いがします。
ふと周りを見ると、アルコールランプがところどころにおいてあります。電気式のフェイクかと思いきや、本物のアルコールランプのようですね。淡い光がとても幻想的なムードを作り上げていました。それにしてもいい雰囲気です。これは人気がでるのは当たり前ですね。こんな楽しい湯巡りをできるなら、また何度でも来たくなりますね。レジャーついでなんてもったいない、そんな温泉施設でした。





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