天の川温泉・天の川温泉センター(奈良県) 
てんのかわおんせん・てんのかわおんせんせんたー

DATA
所在地奈良県吉野郡天川村坪内
入浴 2013年3月
泉質 規定泉(温泉法第2条の規定であるリチウムイオン、フッ素イオン、
炭酸水素イオンにて適合)
泉温 源泉16.1度
PH 8.56
蒸発残留物0.485g/kg
形態 日帰り温泉施設 男女別
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆
地元度☆☆☆
素朴度☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

村の四分の一が吉野熊野国立公園に指定されているという天川村は、大自然に囲まれた山間に位置しています。夏は避暑地として、秋は紅葉を目的に訪れる人が多い観光の村でもありますが、その他のシーズンはひっそりとした静かなところなのだそうです。今回は3月中旬のシーズンオフに訪れたこともあって、とっても静かな環境を味わってきました。目指すは天ノ川沿いにある天の川温泉センターです。
渓谷を縫うようにしてクネクネと続く細い山道の途中にある温泉施設です。静かな静かな山の中ですが、辿り着いてみるとそこには時間制のコインパーキングがありました。こんな山奥なのに有料駐車場があるの?って驚きましたが、この地域は夏にもなると大勢の避暑客でいっぱいになるというのと、山間なので平地が少ないという事情もあるのでしょうね。温泉利用客は1時間無料になるとのことですが、1時間というのも短いですね。
駐車料金が割引になる程度に思っていればいいかもしれません。駐車場から緩いスロープを登ると、そこに温泉施設があります。その手前には食事処もありました。ローカルな雰囲気漂う平屋建ての建物で、館内に入ると木目の鮮やかウッドハウスのようなロビーがありました。自動券売機で入浴券を購入して、いざ奥にある浴室へと向かいます。
脱衣所には木造の鍵付き簡易ロッカーが用意されていますが、貴重品はロビーにある貴重品ロッカーを利用するようです。思っていたよりもずっと規模の小さい浴場のようで、内湯はゆったりとした湯舟がひとつだけ、そして露天に岩風呂があるだけのシンプルなスタイルです。さっと体を流してさっそく湯舟に浸かることにします。無色透明で微妙にツルッと浴感のする柔らかい感触の湯です。
湯舟は高野槇をふんだんに使ったという贅沢な木造なのですが、湯舟の縁の部分が不思議な模様を描いています。アルカリの浸食により、木目が浮き出させれているのでしょう、見事な造形美です。節目のような固い部分が浮き出ているので、まるで木星の表面の模様みたいに見えて楽しいです。浴室は壁が石垣になっているのですが、よくよく見ると、その一部の岩が縦に真っ黒くなっています。
湯の流れた跡のように見えるので、上の方を見てみると、かつて湯口だったような穴がありました。構造変更したのでしょうね。内湯はけっこう大量にオーバーフローしていますが、その湯はそのまま外の露天風呂へと注がれているようです。さっそく露天へと出てみると、やはり内湯から流れた湯が注がれているようでした。露天の規模は小さいですが、高台になっているので目の前の川や谷間を見下ろすような景色がいいです。
静かにのんびりと浸かるのもいいなぁと思ったのですが、このときはちょうど目の前で工事をしていたので、けっこううるさかったです。まぁ、普段はとても静かなんでしょう。浴後、廊下のさらに奥にある休憩室に行ってみましたが、駐車料金の無料時間が1時間だけということもあり、地元客くらいであまり観光客はいないように感じました。まぁその分、回転がよくなるので変に混まなくていいかもしれませんね。





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