下北山温泉・きなりの湯(奈良県) 
しもきたやまおんせん・きなりのゆ

DATA
所在地奈良県吉野郡下北山村上池原
入浴 2013年3月
泉質 ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物泉
泉温 源泉26.4度
成分総計1.969g/kg
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

奈良県の南部、国道169号線沿いの山の中、池原貯水池のすぐ脇には下北山スポーツ公園という大きなアウトドア施設があります。敷地内にはキャンプ場や宿泊施設をはじめ、テニスコートや野外ステージ、多目的グラウンドなど、思いっきり楽しめるレジャースポットが整っています。そのひとつに「きなりの湯」という温泉施設があります。宿泊施設とは別になっていて、日帰り温泉施設として、またレストランとしても利用することができます。
ちなみに「きなり」とは、漢字で書くと「生成り」となって「純粋、素朴、まざりけのない」という意味を持っていて、下北山村のことを表しているのだそうな。そんな素朴な雰囲気を味わいにやってきました。今回は春まだ浅い3月中旬です。真冬や真夏など何度かすぐ近くまで来たことはあるのですが、実際に立ち寄るのは今回が初めてです。すごく山の中の辺鄙な場所って感じのところなのに、すごく充実した施設があるので、なんだか驚きます。
夜中に通ったときなんか、それまで明かりらしきものはない山の中だったのに、突然開けてライトアップされた建物なんかがあったりするので、宇宙人の秘密基地かと思ったぐらいです。(うそつけ) さて、その温泉施設ですが、敷地の中ほどにあります。けっこう大きな木造の建物で、とても暖かみの感じる佇まいです。館内に入ると下足箱があり、その先に受付があるのですが、浴場の受付はこちらではなく、さらに廊下を奥に行った突き当りにあります。
手前側部分は休憩広間や食事処となっているようでした。脱衣所はコイン返却式のロッカーが並び、やはり館内も木目の鮮やかな山間部らしい建物です。浴室は意外と小ぢんまりとした印象で、まず手前に掛かり湯があり、壁際には洗い場のエリア、それから打たせ湯、サウナ、水風呂、バブルバス、主浴槽と並んでいました。「なんだ、ずいぶんと規模の小さなところだな」なんて思ったのですが、外を見るとゆったりとした露天風呂がありました。
総合的に考えると、そこそこの規模なのかもしれません。季節はずれだったこともあり、とてもゆったりと入浴できましたが、トップシーズンともなると賑やかなことでしょう。さて、さっそく体を流したところで湯舟に入りますが、「やべっ、石鹸がまだ落ちてなかった」と慌てふためいてしまうくらいヌルヌル感の強い湯に驚きます。若干濁りがあるようなないような鈍い透明感のある湯で、とにかくヌルっというか、ツルッというかインパクトのある湯です。
全身にサンオイルを塗ったようなイメージでしょうか、最初ヌルッとしてすぐにサラッとする感じです。古い角質がどんどん溶けていくような感じがしますね。湯に感動したところでさっそく露天に出てみます。こちらは岩風呂ですが、湯舟がやたらと細長いです。というより、湯舟が途中から川のようになっています。もしかすると足湯ってことですかね。全裸で足湯というのもなんですが、体を冷ましながら足湯に浸かって休憩するのはいいアイデアかもしれませんね。
訪れたのが夜だったので、まわりがどんな景色なのかはまったくわかりませんが、山の谷間にあるので、昼間なら澄んだ青空と緑の山々が見えるのかもしれませんね。それから、館内には地域の特産品なども沢山取り揃えられているので、ドライブイン代わりに、温泉と食事、お土産目的に立ち寄ってみるのもいいだろうと思いました。





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