十日町温泉・キナーレ明石の湯(新潟県) 
とおかまちおんせん・きなーれあかしのゆ

DATA
所在地新潟県十日町市本町
入浴 2013年3月
泉質 温泉法第2条に規定する「メタケイ酸」の項により温泉に該当
泉温 源泉23.1度
PH 7.68
蒸発残留物157mg/kg
形態 道の駅の温泉施設 男女別
開放度☆☆
清潔度☆☆☆☆☆
気軽度☆☆☆☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆

十日町駅のすぐ近く、道の駅「クロス10十日町」の中にある温泉施設が、越後妻有交友館キナーレ明石の湯です。中にあるというよりも併設しているというべきか、道の駅の施設よりもどーんと巨大な建物が建っているので、とても目立つ存在です。いまいち施設の全体像が見えてこない構造で、ドライブインのような一般的な道の駅というよりも、ビルというか無機質な雰囲気のところです。よくよく見てみると、無機質というよりも無垢でクールな雰囲気といえば聞こえがいいかな。
とてもモダンで洒落たスタイルです。見た目にはとても温泉施設などありそうみもない感じなのですが、しっかりと温泉の(のぼり)もたっているので、そこが温泉施設なのかはすぐにわかります。とても大きな建物なんだなぁと館内に入ろうとすると、そこには大きな中庭がありました。どんだけ大きな建物なんだと思っていたら、どうやら中は空洞だったんですね。
今回は真冬の大雪のときに訪れたのですが、中庭には雪で作られた土俵のようなものがありました。寒中相撲でもやるのでしょうか。見てるだけで寒々してくるので、足早に館内に入ります。中に入るとすぐにフロントがあります。受付を済ませて中に進むと、大きな休憩所がありました。食事もできるようになっています。また、ここには男女別に仮眠室もあります。とても安い料金で利用できるのに、至れりつくせりの施設で、1日たっぷりと堪能することができそうです。
浴場はその廊下の先にありました。浴室は「かすり浴室」と「ちぢみ浴室」という2種類の浴室があり、それぞれ趣向の異なるデザインなのだそうです。今回はかすり浴室に入ることになりました。脱衣所は鍵付きのスチールロッカーが並びます。また、洗面台は大きな鏡に、アメニティも充実していて、非常に優雅というか上品です。とことんスタイリッシュな施設ですね。そして浴室に入ると、こちらもまた雰囲気がいいです。
夜間だったので暗いのですが、照明の明るさのわりに全体的に暗めの気がします。それもそのはず、浴室内は真っ黒な石タイルを基調としたシックなデザインなのです。また天井も高くて透き通るような空間を感じさせます。それと対照的に明るいのが片隅にある洗い場のエリアです。照明も明るくて、しっかりと目視で体を洗うことができます。けっこう夜間になると暗くて、汚れが落ちているのかよくわからないような浴室ってありますよね。
浴室内には湯舟は手前から大中小と3つ並んでいました。一番手前のは主浴槽で、無色透明の湯となっています。中ほどにあるのは生薬湯という生薬の入った布袋がプカプカと浮かんでいる浴槽です。そして一番奥にあるのは水風呂となっていました。ということは主浴槽が温泉のようです。ところが浴感もあまりなく、とても印象のうすい湯です。泉質は塩化物・炭酸水素塩泉ということですが、循環された湯のようで味見はしていませんが、見た目にも浴感もあまり特徴のないような湯でした。
生薬の湯は高貴な香りがプンプンと漂い、しかも温まりも肌触りもなかなかいい湯です。肌にしみこむようなとても滑らかな湯となっていました。水風呂はよくよく見ると寝湯のようになっています。また水風呂というわりにはかなりぬる目の水となっています。おそらく寝湯を水風呂にしているのでしょう。水風呂があるということは、そうです、サウナもありました。サウナといってもスチームサウナです。けっこう大きなスチームサウナで、ときたまグォーッという音とともに熱い蒸気が降り注がれて、とても気持ちがよかったです。
内湯を堪能したところで露天風呂でも行ってみようと思ったのですが、残念ながら露天はないようです。まるで露天風呂にでもでるような感じに外扉と足場があるのですが、外は雪の壁となっていました。パンフレットを見ると、どうやら夏場は涼み場になるようです。それにしても、上品な雰囲気のいい浴場です。ついつい長く楽しんでしまいました。仮眠もできるので、日ごろの疲れを癒しにゆっくりと過ごしたい、そんな施設でした。





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