白根温泉・加羅倉館(群馬県) 
しらねおんせん・からくらかん

DATA
所在地群馬県利根郡片品村東小川
源泉名白根温泉 上の湯1号
入浴 2013年2月
泉質 単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
泉温 源泉61.5度
PH 7.8
蒸発残留物0.63g/kg
形態 温泉旅館 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂なし
開放度☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆
秘湯度☆☆☆
異色度☆☆☆
景色 
総合評価☆☆☆

群馬県の沼田から、栃木県の日光に抜ける国道120号線沿い、静かな山間にポツンとある白根温泉は、山あいの長閑な雰囲気漂う小さな温泉地です。加羅倉館は国道沿いに建つ温泉旅館で、広い駐車場があるのですぐにわかります。道路を挟んで両サイドに建物がありますが、気になるのは「ゆ」と書かれた浴舎です。旅館の本館とは別棟になっていて、宿の規模に対してずいぶんと立派な施設です。
行楽帰りにぷらっと立ち寄れるような雰囲気もあり、実際、日帰りでの入浴も可能です。今回は小雪のパラつく真冬に訪れました。早朝から営業しているので、暖をとろうと朝風呂に向かいます。浴舎の入口には、料金は対岸の旅館で払うように書かれています。旅館の玄関を入ると、その先に受付がありました。料金を払うとチケットが渡されるので、なくさないようにしましょう。
浴舎は、中に入ると奥へと廊下が続き、階段を降りた先に浴場がありました。半地下のようなところに浴場があるようです。早くから営業しているということは、それなりに混雑しているのかと思いきや、スキー場へと向かう車の往来は多いのですが、意外にも浴場は貸切状態で誰もいませんでした。脱衣所は簡易的な棚にカゴが用意されています。
ゆったりとしたスペースになっているので、それなりに収容人数は多そうです。浴室に入ると、ムッとした熱気とともに湯気で真っ白な内湯が広がります。特別広いわけでもありませんが、そこそこ広さのある大きな浴場です。片側の壁際に洗い場が九つあり、ボディソープとリンスインシャンプーが用意されていました。中央に大きな四角い湯舟があります。
壁は白いタイル張りで、半地下で窓が小さいとはいえ、とても明るい印象です。湯けむりで最初はわからなかったのですが、湯舟の奥には太い竹筒からドバドバと湯が流れ落ちていました。無色透明の綺麗な湯で、掛け流しなのでしょう、湯舟からはどんどん溢れて床を流れていました。体をサッと流してさっそく湯舟に浸かります。寒さで凍えた手足がジーンと痺れるような感覚がたまりません。
サラッとして微妙なツルツル感のある、とても滑らかな湯です。注がれている湯は打たせ湯のようになっていますが、ちょいと熱めになっていました。源泉は60度以上あるようで、加水して調節しているようです。湯舟はちょうどいい温度で、とても快適に浸かることができます。注がれる湯を触ってみると、水しぶきとともにプンッと軽く硫黄泉のような臭いを感じます。
単純泉ということですが、わりと個性的な湯のようですね。ゆったりと寛ぎながらのんびりと入浴ができました。長く浸かっていてもそれほど疲れもせず、またいい感じにぽかぽかと温まってきました。真冬なので、こうやって芯からあたたまる湯は重宝しますね。きっと午後になるとスキー帰りの客が大勢訪れることでしょう。ウインタースポーツの後にもこの湯はとてもいいのじゃないでしょうか。素直に楽しめる、いい温泉でした。





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