赤谷温泉・小鹿荘(埼玉県) 
あかやおんせん・おじかそう

DATA
所在地埼玉県秩父郡小鹿野町三山
源泉名大竜寺源泉
入浴 2012年11月
泉質 フッ素イオン及びメタほう酸の項で温泉法の温泉に適合
泉温 源泉18.7度
湧出量毎分150リットル
PH 9.9
蒸発残留物0.277g/kg
形態 温泉旅館 男女別
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆☆
気軽度
穴場度☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

秩父の市街地からクルマで30分ほど、国道299号線沿いに建つ赤谷温泉小鹿荘は、140年の歴史があるという老舗の温泉宿です。国道もこの先は山道で、トンネルを抜けて群馬県、さらに十石峠を抜けると長野県へと抜ける山間道路になります。国道沿いとはいえ、そんなわけでまわりは緑豊かな山の中です。そこにポツンと佇む一軒宿なので、鄙びた小さな宿を想像していたのですが、意外と大きくそして立派な宿で驚きました。
宿の前には広い駐車場があるのですが、玄関脇にある大きな建物がとても煌びやかで目を惹きます。それというのも、提灯(ちょうちん)を連ねた木造の二階建ての建物で、まるで祭りの山車のような華やかさなのです。その名も「まつり館」という建物だそうで、1階は囲炉裏座敷で、2階が客室になっているそうです。
この宿は囲炉裏が自慢の宿としても知られているそうで、家族やグループで囲炉裏を取り囲んでの食事に定評があるとのことです。今回は立ち寄りでの入浴だったので食事はしていませんが、とても風格ある建物に圧倒されてしまいました。また、その建物だけでなく玄関のある本館や館内もとても重厚な雰囲気で、品格を感じる宿でした。そんなわけで、入浴だけなんて受け付けてくれないのかと思いきや、愛想よく対応してくれました。
浴場は館内の案内に従って奥へと進んだところにあります。途中で渡り廊下を通っていくので、浴舎は別棟になっているようです。浴舎に入ると女湯、男湯、そして貸切風呂と、3つの浴場がありました。貸切風呂は宿泊者専用のようです。幸いにもこのときは男湯も女湯も誰も利用者がいなかったので、男湯を貸切状態で利用できました。脱衣所はけっこうゆったりとしています。脱衣棚と一部にコインロッカーもありました。
浴室も予想以上にゆったりとしています。石タイルのシックな造りで、大きなガラス窓際に湯舟がひとつありました。そしてこの宿には露天風呂もあります。露天は内湯のすぐ外側にありますが、小さな庭園付きで、とても優雅な雰囲気がありました。よく晴れた日だったので、とても気持ちよく利用することができました。湯は微妙に白濁した感じがあるぐらいで、ほとんど透明です。微妙にツルッとするようなしないような、そしてキメ細かく刺激の優しい湯という印象を受けます。
湯がジャンジャン流されているようですが、加熱循環式のようです。源泉はタンクローリーで運ばれてくると書かれていました。宿のすぐ近くの国道沿いに温泉スタンドがあるので、そこからの運び湯のようですね。まったりと過ごすことができ、とても雰囲気もよく、ついつい長湯してしまいました。県内に住んでいるので、宿泊で利用する機会がほとんどないのですが、是非とも宿泊してみたいなと思わせる雰囲気で、とても気に入りました。





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