新鹿沢温泉・鹿鳴館(群馬県) 
しんかざわおんせん・ろくめいかん

DATA
所在地群馬県吾妻郡嬬恋村田代
源泉名鹿沢温泉(雲井の湯(県有泉))
入浴 2012年10月
泉質 マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温泉
泉温 源泉47.5度
PH 6.8
蒸発残留物0.90g/kg
形態 温泉旅館 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆
穴場度☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

上信越道の小諸インターを降りて、湯の丸高原方面に向かうと新鹿沢温泉の看板が目に入ります。勾配のキツイ山道をくねくねと走りぬけ、しばらくすると地蔵峠にたどり着きました。目指す新鹿沢温泉はここから坂道を下っていった先にあります。なんだかんだと40〜50分ほどで新鹿沢温泉にたどり着きました。けっこうな山道を走っていたので、どんな山の中かと覚悟していたのですが、実際には山を越えた反対側にあるので集落にも程近いところです。
いくつかの温泉旅館が並ぶ静かな温泉地で、その中の一軒、鹿鳴館におじゃましました。ネーミングもなかなか魅力的ですが、建物も小ぢんまりとしながらもとても雰囲気がよいものです。玄関脇に大きな鹿の剥製があるのもポイントですね。今回は立ち寄りでの入浴となりましたが、受付での対応や案内などはしっかりとしていて、愛想もよくてとても好印象です。浴場は廊下の突き当たりを2階にあがったところにあると説明をうけました。
また、清掃したばかりで三つある浴槽のうち、循環している浴槽がまだ湯が溜まっていないとのことでした。三つも湯舟があるのなら、そのうちひとつぐらい欠けても問題ないですよね。しかも源泉浴槽はOKで、ダメなのは循環浴槽ですから。ということでさっそく浴場に向かいます。館内はとてもきれいでビシッとしています。客室の雰囲気もよくて、宿泊で訪れるのもよさそうです。浴室は階段をあがったすぐのところに男湯、廊下の先に女湯がありました。
脱衣所は棚にかごが並んでいる、とってもオーソドックスなスタイルです。まさに温泉旅館のお風呂だなぁって感じで、清潔的な印象を受けました。浴室は内壁側に洗い場が並び、外側の大きなガラス窓際に湯舟があります。湯舟は大小2つにわかれていて、手前の大きな湯舟はまだ30センチほどしか湯が溜まっていませんでした。この大きい湯舟が循環のようです。でも、その奥の小さな湯舟はなみなみと湯が注がれていて、そのオーバーフローが大きい湯舟に流れ込んでいました。
小さい方は源泉掛け流しになっているようで、湯口には飲泉用のコップも用意されています。ほぼ無色透明の湯なのですが、湯舟では少し濁りがあるようにも見えました。さっそく体を流して湯に浸かってみます。サラッとした軽い感触の湯で、鉄分というか鉱物臭のようなものを感じます。さっそく飲泉してみると、苦いような甘いような、なんだか粉っぽさを感じます。そういえば、湯の表面にはキラキラと輝く細かな粉のようなものも見えます。
カルシウム分でしょうか、湯舟の周囲にはその温泉の成分がビッシリとこびりついていました。乳白色の塊で、鍾乳石のような感じです。とても味が出ていてすばらしいです。また、湯舟の底には赤茶色のフワフワとした浮遊物も沈殿していました。こちらは鉄分などを含むのでしょうか、とても個性的な湯に驚きます。すっかりいい気分になったところで露天風呂に出てみます。露天は岩風呂になっていて、手前側の一角が寝湯になっていました。
湯舟の底に足場というか腰掛代わりのようなものがあるのですが、円形の石材です。丸い穴が空いているのですが、どこかで見覚えのある形。どうやら石臼のようです。再利用なのか模したものなのかはわかりませんが、とても洒落ていますね。通りに面している宿ですが、浴室は奥まったところなので、ほんとうに静かで山の中という感じです。ゆっくりと過ごせてとてもリラックスできました。





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