嬬恋高原温泉・つつじの湯(群馬県) 
つまごいこうげんおんせん・つつじのゆ

DATA
所在地群馬県吾妻郡嬬恋村田代
入浴 2012年10月
泉質 ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
泉温 源泉38.5度
湧出量毎分210リットル
PH 7.36
蒸発残留物1.45g/kg
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆☆

国道144号線沿い、長野県との県境である鳥居峠まであと少しというところ、田代の集落にある日帰り温泉施設が「つつじの湯」です。以前からある温泉施設ですが、リニューアルして大きくなったそうです。この近辺は畑の広がる高原地帯で、嬬恋キャベツでも有名なところですね。新鹿沢温泉に遊びにきたついでに、どこか日帰り入浴できるところはないかと地図を見てやってきました。とても長閑な場所に建つ温泉施設なので、リニューアルしたとはいえ小さな施設を想像していました。
ところが実際に辿り着いてみると、けっこう大きくて立派な施設です。わりとモダンな感じの建物で、玄関を入ると右側にはレストランがあり、左側が温泉施設となっていました。受付を済ませて中に入りますが、この施設は温泉浴場の他に岩盤浴施設もあります。最近、岩盤浴施設があちらこちらに増えてきましたが、どこもけっこういい値段がするのですよね。ところがここは、安価な利用料金の中に岩盤浴の料金も含まれているというから驚きました。
大きな施設なので、館内もそれなりにゆったりとしています。秋口の平日に訪れたのですが、真昼間だというのに利用客がほとんどいません。空いているのはラッキーですが、もったいないなぁと思うぐらいです。脱衣所はロッカー式で、浴場の浴場入口の手前側に岩盤浴の施設がありました。まずは岩盤浴がどんなところか見てみます。脱衣所の脇に岩盤浴専用の浴衣が用意されていて、これを羽織って中に入ります。
岩盤浴の部屋に入ると、けっこう広めの部屋に石畳がズラッと並んでいます。薄暗い中でムッとした熱気が全身を包み込みます。古代遺跡の中のような雰囲気で、ここで眠ってしまうと、気付かぬうちにタイムスリップしてしまいそうな気がしてきました。まぁ、そんなことはないでしょうが、寝ころんでしばらくすると全身から汗が噴き出してきました。けっこう汗が出るので水分補給は必須です。ということで、脱衣所に戻るとそこには冷水が用意されています。
しかも「タケルの涙」なんてずいぶんと洒落た名前が書かれています。これは天然湧水なのだそうで、館内での飲用水はみんなこの水が使われているそうです。さっそく飲んでみましたが、ほどよい甘味の美味しい水でした。続いて浴室に向かいます。こちらはゆったり広々とした内湯で、大きな湯舟が正面に構えています。また、右奥には源泉の掛かり湯と小さな湯舟、それからマッサージコーナーとサウナがありました。ここでまず印象的なのが、湯舟周辺のタイルの色です。
温泉の成分による変色なのでしょう、オレンジだったり、真っ黒というかこげ茶色にも染まっているのです。半透明ながらも湯はくすんだ山吹色をしています。見方によっては白濁しているようにも見えます。けっこう濃厚で個性的な湯であることがわかりました。それにしても館内はとても静かです。週末などはそれなりに賑やかなのでしょうが、とにかく静かで落ち着いた雰囲気です。まずは大きな主浴槽に浸かってみますが、こちらはなんと浴槽全体が木造のようです。
湯舟の底までゴワゴワとした感触のある檜風呂でした。小さな湯舟の方は冷泉となっているようです。冷泉といいながらも冷たいというよりはかなりぬる目の湯舟です。源泉をそのままチョロチョロと注いでいるようです。思わず目を細めてしまうほど気持ちのいい湯です。窓のすぐ外側には露天風呂もあります。露天は裏山に面したところにあり、景色などは望めませんが自然味たっぷりのワイルドな雰囲気です。
岩風呂になっているのですが、あまりにもナチュラルで、魚の泳ぐ池のような雰囲気がありました。露天で気になるのが外に突き出たサウナの存在です。内湯側から入るのですが、外に突き出るように大きなサウナです。増設したような感じですかね。それにしても本当にゆったりとしていて、1日まったりとするにはちょうどいい施設です。レストランもメニューは豊富でおいしそうなものばかりだったので、嬬恋近辺を訪れる際には立ち寄ってまったり過ごすのもいいでしょう。





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