那須湯本温泉・こんばいろの湯(栃木県) 
なすゆもとおんせん・こんばいろのゆ

DATA
所在地栃木県那須郡那須町湯本
源泉名奥の沢噴気泉
入浴 2012年9月
泉質 単純硫黄温泉
形態 足湯 男女混浴
脱衣所なし
開放度☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆☆

那須温泉郷は栃木県を代表する温泉地のひとつです。皇室の静養所として有名な那須御用邸があることでも有名なリゾート地です。温泉の歴史はとても古く、猟師が鹿を追いかけ発見したという伝説があり、舒明2年(630)の開湯と言われているそうです。その温泉発祥の地、鹿の湯のすぐ近くに温泉神社があります。
温泉神社という名称の神社は日本中にありますが、その中でもここの温泉神社はかなり大きな神社ではないでしょうか。その神社の鳥居のすぐ目の前に、足湯施設の「こんばいろの湯」があります。木造のしっかりとした建物で、一見すると足湯には思えないほど立派な造りです。建物の左右に足湯の湯舟があり、自由に利用することができるとてもありがたい施設です。
ちなみに「こんばいろ」とは地元の方言で「カタクリ」のことだそうです。カタクリは那須周辺でも見られる春の花だそうです。さて、この施設ですが、宝くじの普及宣伝事業で整備されたものだそうで、ずいぶんと立派なものです。湯舟は手前と奥に座るところがあり、6〜8名くらいが同時に入れる大きさです。腰掛の部分は木造ですが、湯舟は石の大きなブロックで作られているようです。
脇の湯口からトロトロと湯が注がれているのですが、これがまたけっこうな熱湯です。うっかり触ると火傷するくらい熱いので注意しましょう。湯舟が熱すぎる場合は、水道のホースで加水して調整できるようです。湯は注がれているものは無色透明ですが、湯舟の湯は少し濁っています。濁っているというより、白い粉のような湯の華が底に沈殿しています。
かきまわすと白濁しますが、しばらくすると沈殿して底が見えてきます。硫化水素系の臭いがあり、しっかりと温泉をアピールしているように感じます。しばらく足湯を楽しんでいたのですが、ときおり湯がボコッボコッと大きな音を立てて注がれはじめます。そうかと思うと出なくなったりと、まるで間歇泉のような動きをしていました。
まさか源泉から直送ってわけでもないでしょうから、湯の配給の仕方でそうなっているだけかもしれません。それにしてもゆったりといい感じです。内湯なのに天井が高いせいか、なんか妙に開放的な雰囲気になります。じっくりと浸かると、汗だくになるほど温まるのも、足湯の不思議なところです。ドライブの疲れを癒しに、ここで一服するのもいいでしょう。





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