新鉛温泉・愛隣館(岩手県) 
しんなまりおんせん・あいりんかん

DATA
所在地岩手県花巻市鉛字西鉛
源泉名第三黄金の湯
入浴 2012年8月
泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉(低張性中性高温泉)
泉温 源泉70.4度
PH 7.3
ラドン含有量3.12×10-10キュリーラドン/kg
形態 温泉旅館 男女別
効能 動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性的皮膚病など
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆☆
気軽度☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

花巻南温泉郷は、市街地から豊沢湖方面に向かう県道沿いに点在する温泉地です。それぞれの温泉地はポツンポツンと建つ素朴な温泉地ですが、名湯と呼ばれる温泉が並んでいて、観光客にもとても人気のあるところです。新鉛温泉は温泉郷の中でも最深部に位置する温泉地です。愛隣館という一軒宿の温泉地ですが、とても大きく煌びやかな旅館です。ここはテレビや雑誌でもちょくちょく紹介される有名旅館で、さっそく名物の温泉に入りに立ち寄りでやってきました。
真夏の暑い日だったのですが、この辺までくるとさすがに清々しさがあります。それでも直射日光はキツく、肌がジリジリと焼けるほどです。さっそく館内に入ると、フロントの脇に日帰り入浴専用の自動券売機が用意されていました。従業員が対応してくれながら、券を購入して利用します。さっそく浴場に向かうと、大きな荷物を持った人たちがドカドカと浴場に向かっています。なんとテレビの撮影が入っているとのことでした。このときはタイミングが悪く、一番ウリになっている「川の湯」が取材で入浴不可となっていました。
まぁ、仕方がないですが、利用できないのなら受付前にフロントで注意を促すか、料金を割り引きしてくれてもいいような気がします。でも、この宿には他に「南部の湯」「森の湯」という浴場があり、男女交替で利用できます。今回は「森の湯」に入ることになりました。脱衣所はわりと清潔的でオーソドックスなスタイルなのですが、よくよく見ると脱衣棚のところに小さな鍵付きのポケットがあります。小銭入れや部屋の鍵など収納するのにちょうどいい大きさです。
あまりにもさりげないので、まったく違和感がありませんでした。浴場はゆったりとした大きな内湯があります。内湯には湯舟が2つあり、ひとつはシルクバス「美白の湯」という白濁した湯の湯舟です。白濁といっても湯を手ですくうと無色透明です。なんと人工的にミクロの泡を発生させて白く見えるのでした。毛穴の奥の老廃物まで取り除き、酸素補給でリラックスすると説明がありました。少しぬるめの湯だったので、じっくりと味わうことができました。
もうひとつの湯舟は大きな主浴槽です。大きなガラス窓に囲まれ、外の緑がとても明るいです。なるほど森の湯という感じです。湯は無色透明でサラッとしています。かなりぬるめですが、しっかりとあたたまる湯のようです。続いて露天風呂に出てみます。露天を出たところに壺湯が2つ並んでいました。さっそく入ろうと足をつっこむと、とんでもない熱さに驚きます。慌ててもう一方の壺湯に入ると、そちらももの凄い熱さです。
どうしたものかとよく見ると、源泉は70度あるので注意とあります。熱い場合には脇の小さな甕から水を入れて調節するように書かれていました。よく読まないといけませんね。真っ赤になってヒリヒリと痺れる右足がかわいそうでなりません。さらに奥へと進むと立湯露天風呂「満天の湯・星」という八角形の湯舟があります。こちらは深さが1.3メートルあるということで、立ちながら入浴する湯舟となっいました。立湯は鉛温泉で有名なお風呂ですよね。これにちなんでつくられたようです。
ちなみに女湯になると深さは1メートルになるそうです。ちょうど首から上がでるような感じで不思議な圧迫感がありました。浴後は浴場前に飲泉場がありました。糖尿病、便秘、肥満症に効果があるとのことです。さっそく飲んでみるとかすかにショッパイような苦いような、あまり美味しくない湯でした。でもこれで効果があるとなると、ついつい飲んでしまいますよね。今回は川の湯には入れませんでしたが、こちらの浴場の雰囲気も良かっただけに、とても残念でした。





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