赤湯温泉・好山荘(福島県) 
あかゆおんせん・こうざんそう

DATA
所在地福島県福島市土湯温泉町字鷲倉
源泉名(内)赤湯三番の湯、(露)赤湯温泉白湯
入浴 2012年8月
泉質 (内)単純温泉、(露)単純硫黄温泉
泉温 (内)源泉66.0度、(露)源泉49.1度
湧出量(内)毎分200L、(露)毎分17L
PH (内)6.3、(露)3.9
蒸発残留物(内)872mg/kg、(露)231mg/kg
形態 温泉旅館 男女別
露天風呂あり
脱衣所あり
開放度☆☆☆☆☆
清潔度☆☆
気軽度☆☆
野趣度☆☆☆☆
鄙び度☆☆
秘湯度☆☆☆☆☆
異色度☆☆☆☆
景色 ☆☆☆☆
総合評価☆☆☆☆☆

福島県の土湯峠周辺には、土湯温泉をはじめ個性的な温泉地が点在する温泉スポットです。土湯温泉をのぞくとほとんどが秘湯ムード満点の野趣溢れる温泉地で、都会の喧騒を忘れに訪れる客も多い人気の温泉地です。中でも赤湯温泉は日本秘湯を守る会の会員宿として知られる本格的な秘湯温泉で、好山荘という一軒宿があるだけの素朴な温泉地です。
この周辺の温泉宿もだいぶ行き尽くしてきたところがあるのですが、ここだけはまだ未湯だったので、さっそく訪れてみました。県道のカーブ手前の脇道へと入ったところにあるのですが、まずはそこからダートの道になっていて、しかもけっこうな悪路なので要注意です。ちょっと大きい車だと、帰りがキツイかもしれません。距離はそれほどでもないので、すぐに赤い屋根の宿が見えてきます。
駐車場に入ると、その入口近くに離れの露天風呂がありますが、まずは宿の浴場から攻めてみることにしました。玄関を入ってすぐ左奥に浴場があります。ちょっと狭い廊下の突き当たりに、男女別に浴室がありました。右側の男湯は内湯が狭いようですが、露天風呂付きで、左側の女湯は露天がないけど広い湯舟になっているようです。さっそく湯舟に入ろうと思いますが、ここの湯はけっこう熱い湯と聞いていたので恐る恐る湯をかぶります。
ところがそんなに熱いと感じるほどではありませんでした。先客の話によると、「今日はかなりぬるい、誰かうめたんだろう」とのことでした。そのせいか、いつもよりも湯の色が薄いと言っていました。それでも赤湯と呼ばれる所以の赤茶色の湯がその存在感をアピールしていました。湯は透明度が5センチほどでしょうか、しっかりと濁っています。男湯は狭いので、さっそく露天風呂に出てみました。
露天もそんなに広くはありません。そして内湯と同じように赤茶色の湯がありました。濁っていて底が見えないので慎重に入ります。底は段になっていますが、そんなに深くはありません。見晴らしもいいわけではありませんが、自然の中の浴場というワイルドな雰囲気が出ていました。続いて、先ほどの駐車場脇にある露天へと向かいます。こちらは実は内湯とは違う源泉で赤い湯ではないとのこと。
さっそく向かっていくと、なるほど青白く白濁した湯がありました。男女には仕切られていますが、けっこう簡易的な壁で、天井などもなく、こちらもそうとうワイルドな雰囲気があります。ちなみに脱衣所として用意されているのが、巨大な金属製の缶です。酪農で使われるものを再利用したのでしょうか、なんだかとても不思議な感覚です。
さて、さっそく露天の湯に入ると、こちらは硫化水素系の臭いがプンプンと漂います。透明度は30センチほどでしょうか、こちらもだいぶ個性的な湯です。それにしてものんびりとしていてなんともいえない開放感です。夏場ということもありアブが攻撃してきますが、それもワイルドな温泉だから味わえる醍醐味ですよね。静かにのんびりと湯治に訪れるのもいいなぁと感じさせる宿でした。





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