鹿教湯温泉・文殊の湯(長野県) 
かけゆおんせん・もんじゅのゆ

DATA
所在地長野県上田市鹿教湯温泉
源泉名鹿教湯2、3、4、5、6号泉
入浴 2012年1月
泉質 単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
泉温 源泉47.9度
PH 8.22
蒸発残留物573mg/kg
形態 公衆浴場 男女別
効能 脳卒中の後遺症、慢性関節リューマチ、慢性筋肉リューマチなど
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆☆

鹿教湯温泉は、長野道松本インターからクルマで50分ほど、国道254号線沿いの山の中にある温泉地です。古くから賑わう温泉地で、狭い範囲にいくつもの温泉宿が建ち並び、お土産物屋など温泉街を形成している活気ある温泉地です。開湯の伝説はとても古いもので、猟師が鹿を追って湯を発見したことから、「鹿教湯」と呼ばれるようになったとのこと。その鹿は文殊菩薩の化身だったと崇められているそうです。
温泉街の中には文殊菩薩を祀った文殊堂があり、その近くに共同浴場の「文殊の湯」があります。湯端通りから文殊堂に向かう五台橋の手前にあり、比較的新しい施設ながらもひっそりとした雰囲気がありました。急な坂道を川底に下りていくようなアプローチで施設に向かいますが、真冬の凍てつく時季だったこともあり、路面が凍結していて滑りやすい状態でした。気をつけながら下りていくと、白壁の綺麗な建物があります。
とても小ぢんまりとした施設で、玄関を入ると正面に受付がありますが、下足箱も小さく間口も狭いので、多少出入りがあるときは混雑した感じになるでしょう。館内に入ると、ちょっとした広めの休憩ロビーがあり、手前側に男湯、奥側に女湯がありました。脱衣所はコイン返却式のスチールロッカーと、木製の棚がありました。小ぢんまりとしていますが、狭いというほどではありません。
浴場は縦に細長く、内壁側に洗い場、そして外側に湯舟があります。内湯の一番奥には露天風呂への出入口もあります。洗い場にはボディソープとリンスインシャンプーが用意されています。安い料金ながらサービスがいいですね。湯舟は大きなガラス窓際にあり、窓の外は川が流れています。谷間を流れる川なので、とても風情があります。ただ、対岸が文殊堂のある遊歩道になっているので、丸見えにならないように薄ぐもりのガラスとなっていました。
湯舟は大小2つにわかれていて、手前側の小さい湯舟が少々熱めの湯、そして奥の大きな湯舟がぬるい湯になっています。無色透明のサラサラとした軽い印象の湯で、けっこう大量に湯が溢れ出ているところをみると、どうやら源泉掛け流しで利用されているようです。源泉は5つあり、その混合泉が使われているようでした。ぬるめというわりには、長く浸かっているせいか、体の内側までしっかりとあたたまる感じで、浴後もポカポカとよくあたたまっているようでした。
腰痛や関節痛にも効果があると、古くから湯治でも有名な湯なのだそうです。なるほど、実感させられました。近くに温泉病院があるということでも、温泉の実力は証明されていますね。さて、内湯の奥にある露天風呂は岩風呂調の小さなものです。目の前に塀がありますが、顔を出せるぐらいの四角い穴がいくつか開いています。
対岸から丸見えなので、塀を設けながらも顔を出せば渓谷も山の景色も見えるといった工夫されたものでした。そのおかげで、狭いながらもゆったりとした開放感が味わえました。ちなみにこの浴場は、もともと大湯という共同湯があった場所だそうです。建物のすぐ裏には鹿教湯温泉発祥の地とされる源泉湧出跡もあります。鹿教湯温泉の原点ということで、ぶらっと立ち寄って味わってみてください。





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