大町温泉・黒部観光ホテル(長野県) 
おおまちおんせん・くろべかんこうほてる

DATA
所在地長野県大町市平
源泉名新第2源泉、平成の湯、元湯1号、高瀬の湯との混合泉
入浴 2012年1月
泉質 単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
泉温 源泉66.3度
PH 7.6
蒸発残留物547mg/kg
形態 観光ホテル 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆☆
気軽度☆☆
優雅度☆☆☆
景色 
総合評価☆☆☆

黒部ダムやアルペンルートなどの観光名所の拠点として便利な大町温泉は、煌びやかで洒落たホテルが建ち並ぶ、大きな温泉街です。とても人気のある温泉地ですが温泉の歴史は浅く、昭和の中頃の開湯です。それというのも大町温泉の源泉は、高瀬渓谷にある葛温泉から引湯されたもので、人工的に作られた温泉郷なのです。そういった背景もあって、ひとつひとつの施設がゆったりとした間隔で存在するのも、この大町温泉の特徴なのだそうです。
その中のひとつ、黒部観光ホテルは、赤いとんがり屋根が目印の、大きく優雅な観光ホテルです。鉄筋の建物ながらも、西洋のロッヂのような洒落た造りで、幅広い年齢層に人気がありそうです。このときは、一面真っ白な雪に囲まれた1月半ば。寒さに凍えながらの立ち寄り入浴に訪れました。雪深いといっても、雪はサラサラとしたパウダースノーです。雪道を歩くのも不思議とワクワクしてきます。
大型の宿泊施設でありながらも、積極的に日帰り入浴も受け付けているので、夏なら登山の帰りに、冬ならウインタースポーツで凍えた体をあたためるのに、とても重宝できる存在のようです。館内に入ると、ゆったりとしたロビーとフロントがあります。浴場は左奥へと進んだところにありました。大型施設の大浴場とあって、脱衣所もゆったり広々としています。洗面台も大きな鏡にスキンケア類も充実していて、優雅な感じです。
ちなみに浴場は「木の湯」と「石の湯」という、趣向の異なったふたつの浴場があり、朝と夜とで男女が入れ替わるシステムのようです。宿泊しているならば、両方を楽しむことができるのですね。今回は桧風呂のある「木の湯」の入浴となりました。「石の湯」は、変成岩の一種である蛇紋岩という石が使われているそうです。内湯はゆったりとした広い浴室で、男女を仕切る壁側に洗い場がズラッと並んでいます。
外側のガラス窓際はゆったりとした大きな湯舟があります。桧が使われているのは湯舟の縁部分だけで、湯舟の底はタイル張りです。豪快にバシャバシャと流れ出る湯口部分も、桧の角材が使われているようでした。浴室のほんの一部だけとはいえ桧が使われていると、どこかほんのりと暖かみを感じる気がしますね。湯舟の湯は無色透明の弱アルカリ性の単純泉です。サラッとしながらも癖のない湯で、体に負担を掛けずにリラックスできそうです。
浴室の奥には露天風呂もありました。こちらは内湯に比べるとかなり小ぢんまりとした湯舟です。大人が7〜8名ほどゆったりと入れる感じですかね。目隠しのためのヨシズが垂れ下がっていましたが、その外側は積み重なった雪の壁となっていました。もともと景色が眺められるような場所でもないので、外気を味わうお風呂という感じでしょう。雪見風呂というのもなかなか乙なものです。
お風呂と雪というのも相性がいいようで、火照った体や顔に雪をつけると気持ちいいものです。雪をオモチャについつい長湯してしまいます。そのせいもあってか、浴後はすっかりあたたまり、ポカポカでした。脱衣所にある北アルプスの伏流水という冷水がとても美味しかったです。館内の施設も充実、食事のバイキングも人気が高いそうで、ゆっくりと滞在して楽しむにもいい施設だと感じました。





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