鍋石温泉・ウェスパ椿山「展望温泉」(青森県) 
なべいしおんせん・うぇすぱつばきやま「てんぼうおんんせん」

DATA
所在地青森県西津軽郡深浦町舮作鍋石
入浴 2012年1月
泉質 含鉄(U)−ナトリウム−塩化物強塩泉
泉温 源泉50.9度
形態 公衆浴場 男女別
効能 切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など
露天風呂冬場以外はドームを開けて半露天
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆☆
気軽度☆☆☆
異色度☆☆☆
景色 ☆☆☆☆☆
総合評価☆☆☆☆

ウェスパ椿山は、青森県の西海岸、深浦町にあるリゾート型の宿泊施設です。日本海に突き出た半島の先にある施設で、すぐ目の前に同じ名前のJRの駅があるので、とてもアクセスのいい場所です。国道も通っているので、クルマのアクセスもいいのですが、けっこう辺鄙な場所にあります。テレビや雑誌で有名な黄金崎不老ふ死温泉もすぐ近くにあります。今回はシーズンオフの真冬に訪れることになりました。
秋田県側からクルマを走らせると、しばらくコンビニもスーパーもない、海岸沿いの道を走ることになります。本当に何もないところだなぁと思っていると、やがて遊園地のような賑やかなところが見えてきますが、ここがウェスパ椿山です。駅が目の前で、そこから海岸に向かっていくつかの建物が並んでいます。丘の上には巨大な風車が建ち、道路を跨ぐようにモノレールが走り、とんがり屋根の物産館や西洋のお城のようなレストランやガラス工房、また村落のように点在するコテージと、ここだけ風景が違っています。
真冬の寂しい季節でしたが雰囲気はばっちり、真夏のシーズンともなると晴れ晴れとした空が気持ち良さそうなところです。ここでのお目当ては、やっぱり天然温泉です。各コテージにはすべて天然温泉が引かれているそうで、そちらも魅力ですが、気になるのは一番奥にある「展望風呂」という温泉施設です。こちらは日帰り入浴として気軽に立ち寄れる施設となっているのです。ロケーションがいいところに建ち、「展望風呂」なんてネーミングを見ちゃうと、後にはひけませんね。
しかも玄関脇には「源泉掛け流し」と書かれています。館内に入るとすぐに受付です。右奥にはちょっとした休憩所もありました。左側に浴場の入口があります。意外と小ぢんまりとした建物で、脱衣場は棚に籐のカゴが並びます。浴室の出入口前に小さな洗面台があるだけのとてもシンプルなスタイルです。浴場もそれほど大きな規模でもない内湯なのですが、正面に天井まで明るいガラス張りのドームがあるのです。
浴室全体がドーム型になっていて、海に向かって視界が開けているのでした。窓からは燦燦(さんさん)と光が射し込み、とても明るく開放的なムードです。実はこのドームは、全体が開閉式になっていて、そのまま露天風呂になるそうです。この日はとても天気のいい日でしたが、残念ながら冬季は開けないようです。さすがに真昼間といえども、外の気温は0度か1度くらいでしたので、まぁ、仕方のないことでしょう。
でも、窓が開いていなくても、十分な開放感と景色を楽しめます。目の前は崖になっていて、キラキラと輝く日本海が広がっています。また、目の前には椿山という小さな半島も突き出ていて、その存在をアピールしていました。夕方には水平線に沈む夕日や夜の漁火を眺めながらの入浴も格別なことでしょう。さて、気になる温泉ですが、ドームが覆いかぶさるように外側にあり、湯舟に浸かりながら景色を眺められます。
また、小さなライオンの頭の湯口からトロトロと湯が注がれています。ほとんど無色透明ですが、光の加減でしょうか少し青緑色っぽくも感じます。海水のようにショッパイ湯で、けっこう濃厚な温泉のようです。塩分を多く含むとあって、寒い日なのに体はポカポカ。とても温熱効果の高い湯のようでした。設備も充実して、絶景を拝めて、体もポカポカということで、気分よく利用することができました。こうなると気になるのがコテージ。今度は是非宿泊してゆっくりしてみたいなと思うのでした。





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