黄金崎不老不死温泉・不老ふ死温泉(青森県) 
こがねざきふろうふしおんせん・ふろうふしおんせん

DATA
所在地青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝
源泉名下黄金崎温泉
入浴 2012年1月
泉質 ナトリウム−塩化物強塩泉(高張性中性高温泉)
泉温 源泉52.2度
成分総計25.77g/kg
形態 海辺の温泉旅館 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
脱衣所あり(露天は湯舟脇のスペース)
開放度☆☆☆☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆
野趣度☆☆☆☆
秘湯度☆☆
異色度☆☆☆☆
人気度☆☆☆☆☆
景色 ☆☆☆☆☆
総合評価☆☆☆☆☆

青森県の西海岸、夕陽の沈む日本海を眺めながら、ワイルドな入浴を楽しめるということでテレビや雑誌でもお馴染みの有名な秘湯?が「黄金崎不老不死温泉」です。青森県で不老不死温泉というと、津軽半島の先、平舘にもありますが、こちらの方が有名ですね。歴史が深いわけでもないようですが、宣伝の仕方が上手いのでしょうね、一件宿ながらも連日盛況している人気の温泉宿なのです。
前々から憧れていた温泉ではあるものの、人気が高いが故に、なかなか足が向かなかった温泉のひとつです。どうせならゆっくり楽しもうとシーズンオフの真冬に宿泊で訪れました。今回は秋田方面から向かいましたが、これがまた予想以上に辺鄙なところです。ところが、宿に辿り着くと、さすがは人気の宿だけあってとても大きく立派な宿に驚きました。建物は、本館と新館とに分かれているようで、有名な海岸の露天風呂は本館の方にあります。
日帰り入浴客は本館の方へと誘導され、新館の方は宿泊者用の駐車場となっていました。チェックインすると館内の説明をされながら部屋へと案内されますが、露天風呂が気になってソワソワしてしまいます。部屋でひといきついたところで、さっそく露天風呂へと向かいました。新館から本館へはけっこうな距離があります。階段とエレベータを使って本館に辿り着きました。新館があるとはいっても本館もとても綺麗です。
日帰り客の受付があり、その正面に男女別の浴場の入口がありました。露天風呂に向かうには男女浴場の間の通路から向かいますが、露天には洗い場がないので先ずは内湯で体を流してから向かうのがマナーのようです。内湯は正面が大きなガラス窓になっていて、横に細長く湯舟が広がっています。湯舟は左右大小の湯舟が並んでいて、小さい方は無色透明の気泡浴、大きい方はオレンジ色に染まった温泉となっていました。
ガラス窓は大きいのですが、目隠しのための不透明なシートが貼られているので、湯舟に浸かると下の隙間からしか外を眺めることができません。そして、外を覗き込むと正面の海岸にポツンと露天風呂がありました。そうなると、たまらず外へと出たくなりますね。露天へは衣服を着てから向かいます。通路を出ると海岸までまっすぐです。ちょっと距離があるので真冬の凍てつく風がとてもキツイです。露天は岩風呂になっていて、左側が混浴、右側は女湯となっています。
よく見かける映像は混浴の瓢箪型の湯舟です。女湯は円形の湯舟となっているようです。湯舟脇には脱衣所と呼ぶにはお粗末な、簡易的な棚があるだけ、とってもシンプルです。さっと脱いで湯舟に浸かると、ここからは極楽、開放感たっぷりのダイナミックなロケーションを独り占めです。湯舟は意外と大きくて、ゆったりと15名以上は入れるのではないですかね。混雑するシーズンではなかったので、ゆったりと楽しめました。湯舟はけっこう濃厚な茶褐色というか、くすんだオレンジ色をしています。
透明度は5センチもないくらいなので、これなら女性でも比較的入りやすいでしょうね。湯は脇のパイプからボコッボコッと不定期に湯が出たり止まったりしています。間歇泉のようなイメージです。いかにも源泉って感じがたまりませんね。噴き出るときには無色透明の湯で、油臭がプンッと漂い、しっかりとした塩辛さのある、濃厚で個性的な湯でした。ちなみに露天は日の出から日没までしか利用できません。海に沈む夕陽なんて最高のロケーションですが、夕方4時以降は宿泊客専用になるので、泊まらないとこの醍醐味は味わえません。
ところが生憎の曇り空で、残念ながらサンセットを楽しむことはできませんでした。それでも十分に秘境温泉を楽しむことができました。浴場は新館にもあります。こちらにも露天風呂はあります。海岸ほどの開放感はないものの、こちらも十分に絶景を楽しめます。設備はとても充実しているし、また雰囲気も抜群。それになんといっても新鮮な海の幸を味わえる食事も人気ということで、有名なだけでなく、しっかりと客の心もつかむ温泉宿だと感じました。





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