みちのく温泉・みちのく温泉旅館(青森県) 
みちのくおんせん・みちのくおんせんりょかん

DATA
所在地青森県西津軽郡深浦町大字舮作字鍋石
源泉名舮作温泉
入浴 2012年1月
泉質 含二酸化炭素−ナトリウム−塩化物強塩温泉
泉温 源泉60.0度
湧出量毎分119リットル
PH 6.6
蒸発残留物21.27g/kg
形態 温泉旅館 男女別
効能 心臓弁膜症、心筋障害、高血圧、神経痛、リウマチ症など
露天風呂あり
開放度☆☆☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆
秘湯度☆☆☆
異色度☆☆☆
景色 ☆☆☆☆
総合評価☆☆☆☆

青森県の西海岸、西津軽郡深浦町艫作にある「みちのく温泉」は、日本一を謳う水車が自慢の和風温泉宿です。すぐ隣には海岸露天風呂で有名な黄金崎不老不死温泉、また反対側にはリゾートムード満点のウェスパ椿山がありますが、その他には海と山しかない、とても自然豊かなところにあります。有名な温泉に囲まれていて、ちょっと見劣りしてしまいそうな感じですが、いやいやとてつもなく個性的な温泉があり、地味ながらも人気の高い温泉宿です。
今回は真冬の寒〜い季節に訪れたので、ひっそりとした雰囲気の中、立ち寄りでゆったりと温泉を楽しんできました。見た目にはやや小ぢんまりとしながらも中規模程度の温泉宿です。正面に玄関がありますが、ここは日帰り入浴も受け付けていて、玄関の左脇に専用の出入口があります。中に入るとフロントのちょうど反対側になっていて、入浴料金を払って中に入ります。中に進むと玄関脇のロビーに出ました。浴場はそのまま奥へと進みます。
多少古びた雰囲気はありつつも、古びたというよりは田舎臭さのある、とっても味わい深い印象です。脱衣所は棚にカゴが並びます。部屋の中央に棚があり、そのまわりで着替える感じですかね。また、浴室の扉とは別に木製の扉がありました。こちらはサウナになっているようです。浴場はまずは内湯があります。壁際に洗い場が並び、反対側に湯舟のあるオーソドックスなスタイルです。ところが、そこで最初に気になるのがやはり湯舟です。
オレンジ色というか黄土色をした濃厚な湯があります。ここは100パーセント源泉掛け流しを謳っていて、ジャンジャン注がれる湯がとても魅力的です。注がれている湯は、ほとんど無色透明なのですが、空気に触れると赤く濁るようです。湯舟は元々がどんな色だったかわからないぐらいにオレンジ色にコーティングされていました。湯はちょっと熱く感じますが、さっぱりとした熱さで、寒い時期だったこともありジーンと痺れるような感覚がたまりません。
ふと外を見ると、すぐ内湯の外側に露天風呂もあるようです。こちらは内湯のオーバーフローがそのまま露天へと注がれているようです。わりと規模の小さい露天風呂ですが、目の前が庭になっていて、なんだかとても大からな雰囲気がありました。また、内湯に比べると少しぬる目だったので、じっくりと温泉に浸かることができます。ボーッと海の方を眺めていると、庭の先にある小屋のような囲いが気になります。
「男性露天風呂」という文字が見えるのでどうやらそちらにも露天風呂があるようです。このまま素っ裸のまま庭に出るのも妙な気がしますが、ほかに行きようがないようなので、ササッと移動。とっても簡素な小屋ながらも、素朴感がとってもいい感じです。目の前には海も広がり、なんとも開放感あふれる悠々とした景色がたまりません。実はこの露天風呂のすぐ目の前には電車の線路が走っています。五能線ですね。
このときは通りませんでしたが、目の前を電車が通過するなんて面白いですね。ちなみに、こちらの露天は先ほどの露天よりも温度が低めとなっていました。雪の中の露天だったので、ちょっと寒くなってしまいますね。でも、とってものんびりとして、またローカルで大らかな雰囲気に圧倒されました。湯の質も個性的ですし、この舮作周辺はまさに個性派ぞろいの名湯ゾーンだと改めて認識させられるのでした。





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