海のしずく温泉・三七十館(兵庫県) 
うみのしずくおんせん・みなとかん

DATA
所在地海のしずく温泉・三七十館
入浴 2012年1月
泉質 単純高温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
形態 温泉料理旅館 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂なし
開放度
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆

兵庫県の北部、日本海側は入り組んだ海岸線が続き、長閑な田舎風景の広がる静かなところです。カニをはじめとして新鮮な魚介類で有名ですが、意外とたくさんの温泉地があるのです。ところが、温泉として有名なのは城崎温泉ぐらいで、あとはひっそりとした雰囲気のところばかりです。三七十館は香住区境にある小さな旅館です。お寿司屋さんが経営するという小さな旅館で、やはり自慢は新鮮な魚介類。
リピーターも多いという豪快なディナーが人気とのこと。そして天然温泉も引いているというから気になって仕方がありません。というわけでたまには贅沢をしようと宿泊でやってきました。香住の港のはずれ、県道脇の高台にポツンと宿が建っています。思っていたよりもずっと小さな宿で、旅館というよりは民宿という印象です。でも、まだ新しい宿のようで、小奇麗で洒落た雰囲気がありました。
館内に入るとまず目に入るのが、玄関脇の水槽です。水槽というより生簀ですね。たくさんのカニが豪華な演出で出迎えてくれました。香住といえば香住カニ。松葉ガニなんだけど、香住のカニはとても有名らしいです。こんなにたくさんのカニがいるということは、夕食が期待できそうです。宿に入ると館内は木目の鮮やかな板張りのフローリングです。
小さな宿なのに、とってもあたたかく、そしてゆったりとした雰囲気がありました。チェックインしたところで、まずはお風呂。ということで浴場に向かいます。浴場は1階の海側にあります。棚にカゴ、そして洗面台というシンプルで小ぢんまりとした脱衣所があり、そして内湯があります。内湯には長方形の湯舟がひとつあるだけです。5〜6名も入ればいっぱいの小さな湯舟でした。
浴室内はタイル張りに、湯舟の縁の部分だけが赤い御影石で、窓はまぁまぁ大きめのものです。窓の外には垣根があり、その先には荒々しい日本海が見えます。海岸からはちょっと距離があるので、海を一望するって感じではありませんが、海が見えるというぐらいの景色です。宿の規模からすれば、十分な広さかもしれません。湯は無色透明の単純温泉で、湯舟から溢れ出る気配がないので循環されているのでしょう。
お湯の印象はけっして強くありませんが、こういった宿で天然温泉が味わえるのは嬉しいことです。ちなみに漁火風呂付きの客室もあるそうで、そちらは海を眺めながら掛け流しの温泉を楽しめるそうです。今回は利用していませんが、なかなかの贅沢な演出ですね。温泉であたたまると、いよいよディナータイム。部屋食ですが、わざわざテーブルを増設して豪快にこれでもかと料理を並べていきます。
カニの刺身からしゃぶしゃぶ、炭火焼き、シメにはカニ雑炊と、カニのフルコースをいただきましたが、さすがに新鮮なカニだけあって、とろける甘さに感動しました。カニが好きな方ならきっとハマってしまうことでしょう。もちろん、満腹になったあとは、また湯舟でプカリプカリとフグのように温泉でまったりしたことは、言うまでもありませんね。





Copyright(C)2015 Tetsusei 温泉天國 -Onsen Paradise- All Right Reserved.