三朝温泉・かがり火の宿 有楽(鳥取県) 
みささおんせん・かがりびのやど ゆうらく

DATA
所在地鳥取県東伯郡三朝町三朝
源泉名株湯混合泉(株湯1号、株湯2号)
入浴 2012年1月
泉質 単純弱放射能泉(低張性・中性・高温泉)
泉温 源泉51.0度
PH 7.2
ラドン含有量48.1x10-10
形態 温泉旅館 男女別
効能 痛風、動脈硬化症、高血圧症、慢性胆嚢炎、胆石症など
露天風呂あり
開放度☆☆
清潔度☆☆☆☆☆
気軽度☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆

鳥取県の三朝温泉は、山陰を代表する温泉地のひとつです。三徳川の両岸に旅館が建ち並び、また、開放的すぎる河原の露天風呂はとても有名です。温泉の歴史も古く、平安時代の後期に源頼朝の家臣によって発見されたと伝えられているそうです。歴史の重みも感じるローカルな温泉街も楽しく、細い路地には土産物屋や旅館が建ち並んでいます。三朝温泉発祥の湯となっている株湯からほど近く、県道の交差点角にある旅館が「有楽」です。
かがり火の宿と謳っていて、和風の風情たっぷり漂う旅館です。客室数14という小さな旅館ですが、株湯から引く温泉と、創作料理が自慢の人気の宿です。年が明けたばかりの正月、年末に降った雪が残る中、宿泊で楽しんできました。国道179号線から三朝温泉街に向けて走ると、三朝トンネルを抜けて温泉街に辿り着きますが、トンネルを出て少し先の交差点に宿がありました。
とても目立つ場所にあり、また、玄関前にはかがり火が焚かれていて、なかなか優雅な雰囲気がありました。館内に入ると正面に鯉の泳ぐ池のある中庭があり、池を眺めるようにロビーには腰掛があります。中庭はとても小さなもので、それを囲むように客室が並んでいるようです。館内は絨毯敷きになっていて、スリッパを履かないで移動できるのが特徴のようです。浴場は2階が男湯、1階に女湯があります。
脱衣場は棚にカゴ、そして一部には扉つきのロッカーとなっていました。小ぢんまりとしながらもいい雰囲気です。洗面台もゆったりとして清潔感に溢れていました。また、その洗面台の下の足元が床暖房になっていました。この時季、足元があたたかいのはとても気持ちいいですね。浴室は内湯と露天風呂があります。内湯は黒やグレーの御影石を基調とした石タイルで、シックに落ち着いた雰囲気があります。床も湯舟も黒っぽい色をしていて、照明も暗めなので薄暗い印象があります。
昼間はガラス窓が大きいので採光はとても豊かで明るかったです。洗い場は8基あり、ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、そして固形石鹸が用意されていました。湯舟はわりとゆったりとしているものがひとつだけですが、一部にジェットバスもついているものです。無色透明の湯で、軽いというかツルッとした滑らかな湯が特徴です。三朝温泉というとラドン泉という印象が強いのですが、意外にも質感もいい湯のようです。
すぐ脇には露天風呂もあります。露天は内湯よりもさらに小ぢんまりとした岩風呂になっいて、道路側に面していることもあり、道路を往来するクルマの喧騒が聞こえます。立地柄これは仕方のないことですね。また、目隠しも兼ねての囲いでしょうが、これも高いので景色もほとんど見えません。空か目の前の山の上の方がちょっと見える程度です。1階の女湯はほとんど景色は期待できないでしょう。でも、さすがに真冬ということもあり、頬を撫でる風が冷たくてとても気持ちよかったです。
それから、この宿には貸切風呂もあります。1階の女湯のすぐ隣にあります。こちらは家族風呂ということで小さな湯舟がひとつあるだけです。御影石の湯舟と床で、なかなか高級感あふれる湯舟です。また、湯舟のすぐ目の前には小さな坪庭があり、殺風景な浴室に彩りを与えていました。小さな燈篭などもあり、雰囲気がよかったです。温泉街の隅にある宿ですが、中心地にもすぐですし、観光の拠点としてとても便利、まさに癒しの宿という雰囲気を受けました。





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