湯の川温泉・湖静荘(島根県) 
ゆのかわおんせん・こせいそう

DATA
所在地島根県出雲市斐川町学頭
入浴 2012年1月
泉質 ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉
泉温 源泉50.2度
湧出量毎分580リットル
PH 8.4
蒸発残留物1.60g/kg
ラドン含有量8.0x10-10Ci/kg(2.2M・E/kg)
形態 温泉旅館 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂なし
開放度
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆
鄙び度
素朴度☆☆☆
景色 
総合評価☆☆☆

宍道湖の西側、日本三美人の湯のひとつとして名高い湯の川温泉は、神話に伝説を残す古い温泉地です。わりと地味な雰囲気はあるものの、旅館が点在していて、山陰を代表する温泉のひとつとなっています。湖静荘は国道から入ってすぐ、物陰に潜むようにポツンと佇む温泉宿です。ポツンといっても、規模はけっして小さくなく、中規模程度の旅館です。
建物はやや年季を感じるものの、当時はモダンなスタイルだったのだろうという特徴的な外観でした。浴室は1階、左奥にありました。玄関がとても広く、奥行きを感じる建物です。「大浴場」と書かれた方へ進むと、客室の陰に浴場の入口があります。ところが浴場の入口はひとつです。混浴なのかと疑ってしまいますが、実はこの先に男女別の浴場入口があります。脱衣場は簡易的な棚とカゴです。
わりと質素というか素朴な雰囲気がありました。浴室は内湯のみで、中に入るとムワッと熱気に包まれます。大きめの湯舟から湯が大量に溢れ出し、そのまま床に広がっていました。熱気の正体はこの大量の掛け流しにあったようです。浴室はこれといって飾られているわけではありませんが、湯舟の脇に小さな乙女像がありました。湯舟は横に細長いタイプで、丸い小さなタイルが敷き詰められ、透き通った湯が溢れています。
浴室は天望風呂と謳われていますが、アルミサッシ窓の外は葦簾(よしず)が張られていて、外の景色は見えません。見えたとしてもそんなに絶景というわけでもないでしょう。気になる湯ですが、加水も冷却・加熱、濾過もしていない、本当に掛け流しなのだそうです。けっこう大量に溢れ出しているので、これがすべてそのまま排水されていると思うと、かなりの贅沢ですよね。
クリアな湯は、とてもサラッとしているのに、浴後に肌がツルツルとなります。まさに美人を作る湯なのでしょうね。温度もちょっと熱めかもしれませんが、まぁまぁ、適温と言えるでしょう。シンプルな浴室な分、湯の質に目が行きますが、十分にそれにこたえてくれる湯という印象です。シンプルながらも本物の温泉に触れたという感じです。





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